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保健室における折り紙導入の効果に関する研究~折り紙プロジェクト~

Research Project

Project/Area Number 25934008
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 健康・スポーツ科学
Research InstitutionHiroshima University

Principal Investigator

高橋 京子  広島大学, 附属東雲中学校, 養護教諭

Project Period (FY) 2013-04-01 – 2014-03-31
Project Status Completed (Fiscal Year 2013)
Budget Amount *help
¥300,000 (Direct Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2013: ¥300,000 (Direct Cost: ¥300,000)
Keywords折り紙プロジェクト / 気分 / TDMS二次元気分尺度
Research Abstract

本研究の目的は, 保健室において実施している『折り紙プロジェクト』と称する活動の効用として, 生徒の気分と自己効力感の変化について尺度を用いて, 明らかにすることであった。
方法として折り紙プロジェクトに初めて参加する生徒18名を対象に, 自己効力感については特性自己効力感尺度を使用し, 「朝会発表」と「教室で折り紙指導」での活動前後の心理状態について, 毎回TDMS二次元気分尺度シートを記入することにより, 心の「活性度」と「安定度」を測定した。また測定結果を「快適度」として「二次元グラフ」に示し分析を行った。これらの調査の結果から, 「朝会発表」の場ではイキイキとして活力ある活性度と落ち着いたリラックスするという安定度はともにプラス傾向となり, 「教室で折り紙指導」の場では「安定度」について, 緊張, イライラの気分から, ゆったり落ち着き, リラックス気分へのプラスの大きい数値変化が認められた。それに伴い「快適度」もプラスに移行し, 効果に期待が持てる結果となった。活動前後のTDMS二次元気分尺度調査結果から, 『折り紙プロジェクト』により, 生徒の気分, 心理状態がプラスに改善される傾向が数値により明らかになった。また, 漠然と実感していた, 保健室での折り紙を用いて行う活動の効果についての(高橋ら, 2012)に続き, 尺度を用いた評価ができたことによって, 活動による支援が生徒の心の健康に対して有効であることが確認できた。

Report

(1 results)
  • 2013 Annual Research Report

Research Products

(1 results)

All 2013

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] 保健室で行う折り紙を用いた活動の評価と課題2013

    • Author(s)
      高橋 京子
    • Journal Title

      研究紀要 中学教育 第45集

      Volume: 45 Pages: 133-141

    • Related Report
      2013 Annual Research Report

URL: 

Published: 2013-05-15   Modified: 2019-07-29  

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