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学童期からの野菜摂取の意識を高めるための指導方法と教材開発

Research Project

Project/Area Number 25934009
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 健康・スポーツ科学
Research InstitutionHiroshima University

Principal Investigator

高橋 法子  広島大学, 附属三原小学校, 栄養教諭

Project Period (FY) 2013-04-01 – 2014-03-31
Project Status Completed (Fiscal Year 2013)
Budget Amount *help
¥100,000 (Direct Cost: ¥100,000)
Fiscal Year 2013: ¥100,000 (Direct Cost: ¥100,000)
Keywords野菜摂取 / 排便習慣
Research Abstract

野菜は現代人にとって不足しがちな食品の1つであり, 学童期の子どもたちにおいても同様の調査結果がある。長期的な野菜摂取不足は, 将来生活習慣病を引き起こす可能性が高くなりうることからも, 小さい頃から正しい食習慣を身につけていくことが必要となる。本研究は, 野菜を食べようとする意欲を高めるための指導方法や教材の検討を行うことを目的とした。具体的には, 小学校3年生において, 給食時間や学級活動の時間で「野菜」をテーマにした授業を実施した。授業では, まず, 野菜の体内での働きや1日に必要な量について学習した。働きについては, 教材を工夫し, ウイルスを防ぐ仕組みや腸を掃除する仕組みを説明した。1日に食べる量については, 実際に野菜を皿に乗せて300gを示したり, 1種類よりたくさんの種類の野菜を食べたほうが体によいことを考えたりすることができるようにした。また, 野菜をゆでてしぼって見せ, 加熱することで食べやすくなることを示した。次時では, 学習したことをふまえ, 野菜を使ったお好み焼きを保護者と一緒に作った。使用する野菜は1食分の量になるようにし, 種類を選べるようにした。本実践後のアンケートでは, 子どもたちは授業前に比べ, 67%が「前より野菜を多く食べるようになった」, 69%が「いろいろな種類の野菜を食べるようになった」, 47%が「苦手な野菜にも挑戦するようになった」と答えており, 野菜の食べ方が変わったことが分かった。また, 排便習慣については, 42%の子どもが「2日に1回以下」と答えていたが, そのうちの53%が本実践後, 排便回数が増えていることが分かった。このことから, 野菜の働きを理解し, 野菜を食べようとする意欲を高めることができたといえる。

Report

(1 results)
  • 2013 Annual Research Report

URL: 

Published: 2013-05-15   Modified: 2019-07-29  

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