組織工学による階層的血管網を有する吻合可能な人工血管を用いた複合組織移植の開発

• Project/Area Number: 25K12909
• Research Category: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• Allocation Type: Multi-year Fund
• Section: 一般
• Review Section: Basic Section 56070:Plastic and reconstructive surgery-related
• Research Institution: The University of Tokushima
• Principal Investigator: 橋本 一郎 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 教授 (70314870)
• Co-Investigator(Kenkyū-buntansha): 山下 雄太郎 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 助教 (10868285) ; 安倍 吉郎 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 准教授 (40467808) ; 生島 健太 徳島大学, 病院, 医員 (50979375) ; 峯田 一秀 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 助教 (70747815)
• Project Period (FY): 2025-04-01 – 2028-03-31
• Project Status: Granted (Fiscal Year 2025)
• Budget Amount: ¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000); Fiscal Year 2027: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000); Fiscal Year 2026: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000); Fiscal Year 2025: ¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
• Keywords: 再生医療 / 組織移植 / 微小血管網

Outline of Research at the Start

本研究は、動静脈からなる血管茎を有し、血流灌流が可能な人工培養複合組織の開発を目的とする。従来の組織移植ではドナー部の犠牲や採取量の制限が課題であり、血流を伴う培養組織の移植が実現すれば、画期的な治療法となる。本研究では、テクニオン大学Levenberg研究室が開発した人工大血管と3Dバイオプリンティング技術を活用し、毛細血管網を含む階層的な血管構造を持つ人工組織を作製する。さらに、ラットの動静脈と吻合して血流を確保し、脂肪組織との融合による組織生着や血管新生の促進を目指す。本研究により、安定した血流を有する人工組織の移植が可能となり、再建外科や再生医療の発展に大きく貢献することが期待される。