Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
遺伝性不整脈の一つであるブルガダ症候群は青壮年期に致死性不整脈により突然死を引き起こす疾患であり、それを予測し植込み型除細動器により予防することは重要である。本研究では遺伝子情報や心電図波形が登録済みの遺伝性不整脈データベースからブルガダ症候群症例の抽出を行い、植込み型除細動器の有無や致死性不整脈の発生状況などの予後調査を行う。遺伝子変異の有無や心電図所見からそれらを高い精度で予測するモデルを構築し、植込み型除細動器の有効性の判別を出来るようにすることを目標とする。