Research Project
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
企業の破産手続きは、資金調達や投資行動を通じてマクロ経済全体の資源配分や生産性に大きな影響を与える。本研究では、企業と貸し手間の企業の生産性に関する情報の非対称性が、破産時における再生・清算の誤判断や裁判手続きの長期化を引き起こし、資源の非効率的配分をもたらす点に着目する。これらの非効率性を定量化するために異質企業DSGEモデルを構築し、制度設計がミスアロケーションや生産性に与える影響を評価することで、望ましい破産制度の在り方に関する政策的示唆を得る。