Research Project
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
世界情勢の悪化により、難民の数は増え続けている。日本に避難した難民女性の多くが妊娠可能年齢であり、妊娠・出産・子育て期の健康リスクや支援ニーズの存在が懸念される。しかし、日本において難民に焦点をあてた研究は不足しており、その実態は十分に明らかとなっていない。本研究では、特に保健医療へのアクセスを中心として、日本における難民女性の妊娠・出産・子育ての実態を明らかにすることを目的とし、保健医療ニーズの明確化と支援策の検討を行う。