ロンドン・ブライドウェル救貧・矯正院の法廷記録(4巻、5巻)のデータベース化
Project/Area Number |
26580056
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Research Field |
Literature in English
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Research Institution | Tokyo Woman's Christian University |
Principal Investigator |
ダベンポート アンジェラ 東京女子大学, 現代教養学部, 講師 (70615666)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2015)
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Budget Amount *help |
¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2015: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
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Keywords | 国際情報交換 / 国内研究者交流 / 初期近代研究 / シェイクスピア / データベース / デジタル・ヒューマニティーズ / 古文書 / ワークショップ |
Outline of Annual Research Achievements |
研究の目的:ロンドン・ブライドウェル救貧・矯正院の法廷記録(4巻[1598年]~5巻[1610年])のデータベース化をすること。オンラインデータベースを使った初期近代英国文学・文化研究/シェイクスピア研究の促進。および、人文学者がオンラインデータベースを自ら作成するという研究分野を促進するデジタル・ヒューマニティーズの分野に貢献すること。 実績 1.エリザベス朝の手書きの法廷記録を自動的に書き起こすソフトウェアを作成する課題に関していうと、現段階では作成不可能であることがリサーチの結果明確になり、当研究を通して開発の一歩を踏めるというところまでも至らなかったが、日本や中国、ヨーロッパにおいて、同様のリサーチを進めている研究者達との情報交換を通して、少しずつ進んでいること、さらには将来的な開発につながる情報を得ることができた。 2.既に書籍にあがっている法廷記録のテキストを収集し書き起こし、自分で書き起こした記録と合わせて記録集の一部を電子化し、簡単な検索機能をつけた。 3.2014年に立ち上げた研究グループEarly Modern Digital Humanities: Japanのオーガナイザーとして積極的に活動を行った。6月と9月にデジタル・ヒューマニティーズに関するセミナーを開催。8月には国会図書館において招待講演も行った。また、9月に京都で開催されたデジタル・ヒューマニティーズの国際学会にも参加して国内外の同様の研究を行っている研究者達とネットワークを築いた。 4.研究グループEarly Modern Digital Humanities: Japanの組織を堅固なものにするべくメンバーを集めた。また、ウェブページの充実を図り、情報を発信した。
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Report
(2 results)
Research Products
(8 results)