マスト細胞の脱顆粒に重要な新規分子の同定とその動作原理の解明
Project/Area Number |
26860332
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Research Field |
Immunology
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
原田 洋輔 九州大学, 生体防御医学研究所, 研究員 (50725968)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2015-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2014)
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Budget Amount *help |
¥3,900,000 (Direct Cost: ¥3,000,000、Indirect Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2015: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2014: ¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
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Keywords | アレルギー・ぜんそく / シグナル伝達 / 免疫学 / 生体分子 |
Outline of Annual Research Achievements |
I型アレルギーは、花粉症のようにQOLの低下を招くものから、アナフィラキシーショックのように死に至るものまで多彩であり、その対策は急務である。マスト細胞は、ケミカルメディエーターを放出することで、I型アレルギーに重要な役割を演じている。申請者は、非古典的なグアニンヌクレオチド交換因子(GEF)であるDOCK5を欠損したマウスでは、マスト細胞の脱顆粒が障害されており、その結果アナフィラキシーショックが著しく抑制されることを見いだした。さらに詳細に解析を行ったところ、この現象はDOCK5の欠損に起因した、脱顆粒反応時における微小管動態の異常によるものであることを明らかにした。現在、アレルギー疾患の治療薬としてヒスタミンの働きを抑える薬剤が使われているが、DOCK5 はヒスタミンの放出そのものに関わっているため、アレルギー反応を根元から断つための新たな創薬標的になることが期待される。
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)