Project/Area Number |
26905008
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
地理学・文化人類学・地域研究
|
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
福田 祐子 東京大学, 国際部留学生・外国人研究者支援課, 係長
|
Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2015-03-31
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
|
Budget Amount *help |
¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2014: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
|
Keywords | 人間開発 / 経営形態 / Capabilities approach |
Outline of Annual Research Achievements |
申請者はこれまで、先行研究をもとに、農園部での労働は過酷で、労働・生活環境は近年改善されつつあるものの必ずしも良好とはいえないとの考察を得た。一方、ILOとSL統計局「こどもの活動調査票」(16000世帯60000人)25%のデータから、民族の違いによりこどもたちの労働や家事従事に違いがあるのか2次分析を行ったところ、少数民族のこどもの方が労働や家事に従事していると思われてきたが、比率的には多数民族シンハラ人のこどもの方が従事しており、その差は統計的に有意であった。しかし、労働しているこどもたちの労働時間をみたところ、少数民族のこどもの方が長時間、労働に従事していた。さらに、都市・農園・農村(小規模農家以外)・小規模農家の4セクターに分け、違いをみたところ、労働に従事しているこどもの比率は農村家庭のこどもが多かったが、労働しているこどもたちの中で、長時間労働に従事しているこどもの比率が高かったのは農園部であった。先行研究及び2次分析から明らかになったのは、労働や家事に従事しているこどもの状況は民族の違いだけでなく、居住地域と経営形態(プランテーション農園、小規模農家、その他の農村)の違いに影響を受けていることであった。また、民族という視点から「こどもの在籍状況」を2次分析したところ、SL全体では民族により違いがあるが、居住地域ごとでは都市以外の3地域では民族による違いがみられず、先行研究とは異なる知見が明らかとなった。 上記の2次分析に加え、2014年7月及び12月にスリランカのデニヤヤ・モロワカ地域を訪問し、働き手にインタビューするとともに、村役場職員・保健婦・学校長も訪問し、インタビューを行った。
|