Outline of Annual Research Achievements |
1. 研究の成果 研究仮説(ESDの視点から「クリティカルシンキングの手段化」を行うことで, より実践的で深化したクリティカルシンキングを育成できるのではないか)に基づき, 教材開発を行った。その際, クリティカルシンキングの学習指導に関する3つの知見(服部, 2013)に, 新たにESD的な知見「明確な解(答え)が存在しないなど, 多様な考えがうまれるような問題を有効に扱うこと」を組みこむことを提案した。教材は数学Ⅰ「データの分析」において, ローデータ(加工前のデータ)を分析させる活動により, 「他者の意見を鵜呑みにするのではなく妥当性を検証し, その意見を受け入れたり改善したりする態度」などのクリティカルシンキングを育むものであり, ローデータを扱う際の困難性(柳沢・西村, 2014)を教材作成に応用している点が特長である。あわせて, 教材評価を行うための評価問題の開発も行い, 実際に授業を実施した。 また, 本研究の基盤となり得る研究とし, 研究指導者とクリティカルシンキングを育む授業開発に関する研究を行い, その成果を発信した。 2. 研究の外部発信としての成果 (1)広島大学附属福山中・高等学校 研究紀要(第55巻) 授業提案という形態で, 研究成果を発信した。 (2)全国数学教育学会第40回研究発表会 関連研究の発信(研究指導者との共同研究) (3)全国数学教育学会第41回研究発表会 関連研究の発信(研究指導者との共同研究)
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