Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
発電機の脱落や出力低下等で系統周波数がしきい値を下回ると,周波数低下リレーが動作し負荷遮断が行われる。負荷遮断は系統安定度を維持するための有効な手段である一方,需要を切り離すことで停電を引き起こすため,遮断量の適正化が極めて重要である。本研究では,電力系統の各ノード(変電所)の周波数変化率(RoCoF)を指標として,最適化計算により周波数回復効果の高いノードを優先的に選択し,遮断量を配分する新たな負荷遮断方式を提案する。さらに,強化学習を活用した総負荷遮断量の算定システムを開発し,上記方式を統合した適応型負荷遮断スキームを構築することで,停電量の低減と系統レジリエンス性向上の両立を実現する。