Project/Area Number |
63850126
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Research Category |
Grant-in-Aid for Developmental Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Building structures/materials
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
坂本 功 東京大学, 工学部, 教授 (90011212)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大橋 好光 東京大学, 工学部, 助手 (70160603)
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Project Period (FY) |
1988 – 1990
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1990)
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Budget Amount *help |
¥11,500,000 (Direct Cost: ¥11,500,000)
Fiscal Year 1990: ¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 1989: ¥3,100,000 (Direct Cost: ¥3,100,000)
Fiscal Year 1988: ¥5,400,000 (Direct Cost: ¥5,400,000)
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Keywords | 多層木構造 / 集成材 / 剛接接合部 / 履歴特性 / シア-プレ-ト / スプリットリング / 大規模大造 / ブルドックジベル / 多層木造建築 / 木質ラ-メン構造 / 構造実験 / 実大ラ-メン構造試験 / 接合部 / 接合具 / シアープレート / アペルリング / ボルト / ドリフトピン / 強度 / 剛性 / 靱性 |
Research Abstract |
3×3m、接合部試験体12体を製作して、水平加力試験を実施した。これより、鉄骨、RC造と比較して、経済的にも充分成り立ち得る構法であることを確認した。また、実験デ-タより多層木造建物をモデル化して、3階建てを想定して、地震応答解析を実施した。これにより、変形はかなり大きいものの、特に変形が進んでからのねばりが大きいため、大地震時にも倒壊はしないことが分かった。これにより、本構法の実現の可能性を確認した。ただし、あまりに剛性の少なくなるような平面プランでは好ましくなく、提案した構法が成り立つための架構ル-ルが必要であることも分かった。具体的には、スパンと柱の数、荷重などの関係を定量化する必要がある。そこで、本構法による構造設計計画方法とともに、設計を進める上でのマニュアルに相当するものが必要である。 以上、新しい架構法を提案し、その実現性を確認すると共に、その構法は、ある一定のル-ル・条件のもとで成り立つので、現在はそのマニュアルを整備中である。
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