嵩高いルイスペア、イオンペアを元素ブロックとした光機能性材料の開発
Publicly Offered Research
Project Area | Creation of Element-Block Polymer Materials |
Project/Area Number |
15H00757
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Science and Engineering
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
小野 利和 九州大学, 工学研究院, 助教 (20643513)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2016)
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Budget Amount *help |
¥6,240,000 (Direct Cost: ¥4,800,000、Indirect Cost: ¥1,440,000)
Fiscal Year 2016: ¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
Fiscal Year 2015: ¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
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Keywords | 固体発光 / 元素ブロック / 有機結晶 / 超分子 / 電荷移動錯体 / 単結晶X線構造解析 / 蛍光 / 燐光 / 結晶工学 / 超分子化学 / 光化学 / ルイスペア / イオンペア / センサー |
Outline of Annual Research Achievements |
一般的に希薄溶液中で強く発光を示す機能性色素であっても、凝集状態(粉末、結晶、フィルム等)では、その優れた発光特性が失われることがしばしばである。我々は結晶工学の観点から、固体中で分子を整然と並べること(結晶化)が、そのような問題点の一つの解決策であると考えている。昨年度までに嵩高い置換基を導入したπ共役分子(ホスト分子)と様々な芳香族分子(ゲスト分子)から構成される包接結晶を調製した。結晶中で生じるホスト分子とゲスト分子との電荷移動相互作用を上手く利用することにより、結晶化を用いた有機固体発光材料の創製を報告してきた。特にピリジンとトリス(ペンタフルオロフェニル)ボランに働く、窒素原子とホウ素原子との間で生じるルイスペア(ルイス塩基とルイス酸)の結合力を元素ブロックとした材料開発をおこなった。今年度は、嵩高い置換基の導入が鍵であることに着目し、嵩高い置換基の修飾法として、共有結合を用いた発光性包接結晶の調製を検討した。具体的には、ナフタレン1,4,5,8-テトラカルボン酸無水物と2アミノベンゾフェノンとの反応により得たホスト化合物が、トルエンやパラキシレンを効率良く取り込むことで包接結晶を生成し、得られた結晶が紫外光照射下にてユニークな発光特性を示すことを見出した。また加熱によりゲストを取り除いたゲストフリー結晶を調製し、それが気体状の芳香族分子溶媒を取り込み発光するセンサーとして機能することを見出した。
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Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(27 results)