多様な時間スケールを持つ突発電波天体の観測
Publicly Offered Research
Project Area | New development in astrophysics through multimessenger observations of gravitational wave sources |
Project/Area Number |
15H00784
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Science and Engineering
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Research Institution | Yamaguchi University |
Principal Investigator |
新沼 浩太郎 山口大学, 創成科学研究科, 准教授 (30434260)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2016)
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Budget Amount *help |
¥9,750,000 (Direct Cost: ¥7,500,000、Indirect Cost: ¥2,250,000)
Fiscal Year 2016: ¥5,070,000 (Direct Cost: ¥3,900,000、Indirect Cost: ¥1,170,000)
Fiscal Year 2015: ¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
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Keywords | VLBI / 突発天体 / 追観測体制 / 多波長連携 / 高時間分解能 |
Outline of Annual Research Achievements |
宇宙において突発的に電波で輝く天体を「トランジェント電波源」と呼び、これまでの観測から宇宙論的距離で発生している天体現象の可能性も示唆されているが、その正体はいまだ不明である。そこで、本研究では国内電波観測装置を用いて「多様な時間領域パラメータを持つトランジェント電波源に最適化された観測体制」を構築し、トランジェント電波源検出時に、母銀河(対応天体)の有無、電波帯における放射機構に関する示唆、放射領域サイズへの制限、などトランジェント電波源の正体解明に直接的に繋がる情報を得ることを目的としている。
H27年度に1. 高感度VLBI による追観測体制の構築、2. 電波帯における広域モニター及び追観測体制構築のため相関器の導入 、を行うことでVLBI観測からデータ処理までを大学にて行えるようになったことをうけ、H28年度は予定通り茨城大学にVLBI記録用データサーバの導入及び、山口大学-茨城大学などの国内大型電波望遠鏡による高感度VLBI観測網を用いた試験観測の実施までを行った。これにより大型電波望遠鏡によるVLBI追観測体制が整ったと言える。実際にH29年初頭には突発現象のアラートに対して1日以内に本システムによる追観測を実施する経験も積むことができている。
短時間電波突発天体を観測するための高分散分光システムの開発に関する進捗については、当初予定よりは遅れているものの研究協力者との協力のもと信号処理部についてほぼ開発が終了した。データ取得部と組み合わせた後、各局へ導入していく予定である。
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Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(15 results)