シングルセル発現解析と核膜変異体ライブラリを用いた転写サイクル始動機構の解明
Publicly Offered Research
Project Area | Integral understanding of the mechanism of transcription cycle through quantitative, high-resolution approaches |
Project/Area Number |
15H01359
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
佐藤 政充 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (50447356)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2016)
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Budget Amount *help |
¥11,700,000 (Direct Cost: ¥9,000,000、Indirect Cost: ¥2,700,000)
Fiscal Year 2016: ¥5,850,000 (Direct Cost: ¥4,500,000、Indirect Cost: ¥1,350,000)
Fiscal Year 2015: ¥5,850,000 (Direct Cost: ¥4,500,000、Indirect Cost: ¥1,350,000)
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Keywords | 遺伝子発現制御 / トランスクリプトーム / 分裂酵母 / シングルセル解析 / 遺伝子 / ゲノム / 細胞・組織 / 発現制御 / シングルセル / 遺伝子発現 / RNA / 細胞周期 |
Outline of Annual Research Achievements |
分裂酵母における単一細胞からの転写プロファイルの作成を目指して技術開発をおこなった。前年度には増殖期の細胞を用いてある程度の精度をもつ転写プロファイルを作成できることは達成していた。当該年度はこれを踏襲して、栄養飢餓の状態の細胞においても正しくプロファイルを作成できるか、本来見られるべき発現の変動が当該技法により作成されたプロファイルにも反映されているかを確認した。その結果、増殖期の細胞とは細胞壁の強度が異なり、以前の実験条件では安定したサンプル調製が難しいこと、また、細胞集団の個々の細胞のなかでも個体差があり、栄養飢餓に適切に応答している細胞を選び出すことが重要であることが分かり、そのための実験手法を検討した。 その結果、栄養源飢餓に応答して発現が上昇することが知られている転写因子Ste11にGFPを融合させたSte11-GFP発現株を用いると、栄養飢餓誘導後に蛍光顕微鏡下で観察することで、栄養源飢餓に適切に応答している細胞を選び出すことが可能になった。また、このことは、これまで細胞集団を培養後に栄養飢餓誘導して、細胞を集団ごと回収してRNA抽出しておこなってきたバルクの発現解析は、実際には栄養飢餓状態の細胞と栄養飢餓に応答していない細胞が混在した状態から抽出されたRNAをもとに発現解析がなされていた可能性もある。したがって、本研究が開発する方法を利用すれば、栄養源飢餓に正しく応答した単一細胞の発現プロファイル解析を高精細におこなうことが可能になり、これまで見逃されてきた遺伝子発現 が明らかになる可能性を秘めている。
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Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(4 results)