ミジンコの性決定を制御する長鎖ノンコーディングRNAの機能解析
Publicly Offered Research
Project Area | Neo-taxonomy of noncoding RNAs |
Project/Area Number |
15H01472
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
加藤 泰彦 大阪大学, 工学研究科, 助教 (60415932)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2016)
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Budget Amount *help |
¥9,360,000 (Direct Cost: ¥7,200,000、Indirect Cost: ¥2,160,000)
Fiscal Year 2016: ¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2015: ¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
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Keywords | ノンコーディング RNA / 性決定 / ミジンコ / ダブルセックス遺伝子 / 長鎖ノンコーディングRNA / ノンコーディングRNA |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、環境依存的に性が決定されるオオミジンコにおいて、オスの性決定遺伝子の上流から dsx1 と同様にオス特異的に転写され、dsx1 を活性化する lncRNA、DAPALR の解析を行った。 第一に、前年度の 3’ RACE に引き続き、DAPALR の全長を明らかにするために、5’ RACE を行った。オス個体から非ポリアデニル化 RNA を抽出、精製し、5’ キャップ構造特異的に RNA オリゴを付加後、RT-PCR を行い 5’ 末端を増幅した。その結果、 DAPALR は 3650 塩基からなる 5’ キャップ構造を有する非ポリアデニル化 RNA であることが判明した。 第二に、DAPALR の dsx1 活性化の作動エレメントを in vivo で明らかにするために、dsx1 の遺伝子発現を可視化できる遺伝子組み換えミジンコの作出を行った。TALEN を利用して dsx1 を切断し、片側のアレルに赤色蛍光タンパク質遺伝子 mCherry を組み込むことに成功し、dsx1 と同様にオス特異的に mCherry を発現する個体を得た。mCherry が発現するタイミング、場所は dsx1 の発現パターン、オスの性分化のタイミングと一致していた。このため、この系統を dsx1 レポーターミジンコと名付け、以後の実験に供した。 第三に、DAPALR の発現プラスミドを作製し、これを dsx1 レポーターミジンコの卵に注入した。その結果、DAPALR によりメス予定胚で mCherry の発現が誘導された。さらに、DAPALR を複数の領域に分割し、それぞれの領域をコードする RNA をメス予定胚に注入し mCherry の発現誘導能の解析を行った。これまでに、DAPALR の作動エレメントを 225 塩基まで絞り込むことに成功した。
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Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(13 results)