Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
平成28年度に完成した遺伝子×遺伝子ならびに遺伝子×環境相互作用のための高次元変数選択法ソフトウェアを、実際のゲノムコホートデータをテストデータとして適用して、この手法の妥当性を検証し、適宜修正を行ってきた。具体的には、前向きゲノムコホートで取得された健康診断データを応答変数として横断的解析を行い、次に、疾患二値データや前向きデータへの適用を順次試みた。手順の詳細は以下のとおり。1)環境暴露データの取り込み。宮城県住民を対象とした東北メディカル・メガバンク機構の前向きゲノムコホートで取得されていた環境暴露データについて、各変数のコーディングを行った。2)ゲノムワイドSNPジェノタイプデータの取り込み。この前向きゲノムコホートで取得されていた100万程度のSNPsのジェノタイプデータを取り込んだ。特に、SNPのクラスタリングエラーが相互作用検索時に深刻な偽陽性を生むことが知られているので、各SNPのクラスタリングに関するQCデータを利用し、低いクオリティのデータを事前に排除出来る工夫を行った。3)相互作用解析の実行。上記のデータをテストデータとして高次元変数選択法ソフトウェアにかけ、横断的な健康診断データを応答変数にして遺伝子×遺伝子ならびに遺伝子×環境相互作用の検索を実施した。これによって検出された相互作用候補を、機能的情報などから詳細にアノテーションを行い、データベース化した上で、追試研究に提供した。4)疾患二値データ(罹患・非罹患)の利用。上記集団において前向きに取得された疾患データや健康診断データを利用し、これらの応答変数に対して効果を持つ相互作用を検索し、上記の手順を繰り返すことによって、疾患感受性に寄与する相互作用候補をリストアップした。
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Journal of Human Genetics.
Volume: 63 Issue: 2 Pages: 213-230
10.1038/s10038-017-0347-1
Sci Rep.
Volume: 7 Issue: 1 Pages: 16147-16147
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BMC Med Inform Decis Mak
Volume: 17 Issue: 1 Pages: 100-100
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Genetic Epidemiology
Volume: 未定 Issue: 6 Pages: 481-497
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Genet Epidemiol.
Volume: 印刷中
Journal of Epidemiology
Volume: 26 Issue: 9 Pages: 493-511
10.2188/jea.JE20150268
130005409018
Volume: 40 Issue: 3 Pages: 233-243
10.1002/gepi.21958
医学のあゆみ
Volume: 259 Pages: 745-748
http://www.genetix-h.com/~AMERI/
http://www.genetix-h.com/~AMERI/index.html