本番に強くなる:状況的意志力を向上させる栄養・認知・運動型調整法の提案と実証
Publicly Offered Research
Project Area | Creation and Promotion of the Will-Dynamics |
Project/Area Number |
17H06046
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Complex systems
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
野内 類 東北大学, 加齢医学研究所, 准教授 (50569580)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2018)
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Budget Amount *help |
¥8,320,000 (Direct Cost: ¥6,400,000、Indirect Cost: ¥1,920,000)
Fiscal Year 2018: ¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2017: ¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
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Keywords | 即時効果 / 認知介入 / 運動介入 / 栄養介入 / 生活介入 / 状況的意志力 |
Outline of Annual Research Achievements |
ある試験や試合で最高の成績を出す」という目標を実現できるかどうかは、個人のIQや体力継続的に努力できる性格という【特性的な意志力】と本番のやる気や集中力という【状況的意志力】がうまくかみ合うかどうかによって変わる。例え、高い【特性的意思力】があったとしても、本番の【状況的意志力】が低い場合(やる気がでない、集中できない)には、最高の成績を出すことは難しい。このように、目標の達成に大きく寄与する【状況的意志力】をどのように調整・コントロールできるかどうかは、一般社会においても大きな関心が寄せられている。本申請研究は、1)短期間で【状況的意志力】をコントロールできる簡便な調整方法(認知・運動)を提案し、2)ストレスが低減し集中力や判断力などの認知力が向上するかどうかを検証した。 健康な若年者(48名)と高齢者(48名)を対象に、音読計算を用いた認知介入を1回実施すると、作業記憶のNバック課題の成績が即時的に向上することがわかった。Nバック課題中の脳活動をNIRSで計測したところ、DLPFCの脳活動が認知介入によって向上したことがわかった。また、認知活動の向上力とDLPFCの脳活動の変化量には正相関があることがわかった。 健康な中高年(60名)を対象に、サーキット運動を1回実施し、その前後で様々な認知機能検査を実施した。その結果、サーキット運動は、年齢に関係なく抑制機能の成績を即時的に向上させることが分かった。 以上の結果から、認知・運動介入によって即時的に認知機能が向上することを明らかにすることができた。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)