Psychological research on life career construction counseling based on analyzing dreams during sleep
Publicly Offered Research
Project Area | Lifelong sciences: Reconceptualization of development and aging in the super aging society |
Project/Area Number |
21H05343
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Research Category |
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Transformative Research Areas, Section (I)
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Research Institution | Toyo University |
Principal Investigator |
松田 英子 東洋大学, 社会学部, 教授 (30327233)
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Project Period (FY) |
2021-09-10 – 2023-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥7,800,000 (Direct Cost: ¥6,000,000、Indirect Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 2022: ¥3,900,000 (Direct Cost: ¥3,000,000、Indirect Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2021: ¥3,900,000 (Direct Cost: ¥3,000,000、Indirect Cost: ¥900,000)
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Keywords | 夢 / 生涯発達 / キャリアカウンセリング / イメージリハーサルセラピー / 明晰夢 / ライフキャリアカウンセリング / 睡眠実験 / 悪夢 / VR / 睡眠 / 認知行動療法 |
Outline of Research at the Start |
本研究の概要は,10代から90代の人々の睡眠中の夢の報告を元に,夢の生涯発達を把握するための日本版ドリームバンクを作ること,また夢の報告に基づく人生の語りにふれ,夢の資料をもとにしたライフキャリアインタビューを実施し,報告者が生きてきた時代背景,現在の社会,および自分の生活やパーソナリティ特性を報告者自身がどのように捉えて,どのように生きたいと願っているのか(現実の生活における夢)を整理することから構成される。すなわち本研究は,人生100年時代を生きる変幻自在なキャリアの形成支援を行うための基礎となる量的かつ質的な心理学的研究である。
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Outline of Annual Research Achievements |
人生100年時代を生きる変幻自在なキャリアの形成支援を行う心理学的研究として、睡眠中の夢の解析によるライフキャリア形成支援に関する研究を2つのテーマから進めてきた。
1つの研究テーマは「夢の生涯発達を把握するための日本版ドリームデータベースの作成」である。これまで発表を行った研究をもとに、各種属性によって検索可能なデータベースを構築した。夢の報告者の年代、所属、体験したライフイベント等から夢の生涯発達の分析を行う準備段階が終わりつつある。並行して、成人(20代~90代)に関して、夢の発達的変化に関するインタビューを実施した。インタビューの協力者の中で、明晰夢により夢の内容をコントロールできる人を対象にした終夜睡眠ポリグラフ実験を行った。
もう1つの研究テーマは「夢の資料をもとにしたライフキャリアカウンセリングの開発」である。思春期の悪夢の事例に関し、イメージ・リスクリプトを用いた心理臨床面接を実施した。具体的には,殺される,死別・離別する,追いかけられるなどの典型的な悪夢のテーマに関する,反撃する,逃げる,主張する,援助される等の筋書きに書き換え,肯定的な結末にする技法(イメージリハーサルセラピー、イメージエクスポーシャ―とリスクリプト療法、明晰夢)の悪夢低減効果を検証した。同時に、リスクリプトの文化比較を行った。また非臨床サンプル(小学生,大学生)を対象にしたイメージ・リスクリプトの実験を行い,悪夢低減効果を検証した。これら一連の研究成果をふまえ,イメージ・リスクリプトの介入をアシストするVR実験の準備を開始した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本研究課題の主要2テーマについて、それぞれを構成する6研究に関して、すべて着手して実施している。
A 夢の生涯発達的変化の解析:1. 夢の生涯発達的変化を捉えるために、児童期から高齢期までの夢と悪夢に関して取得した研究データ(約50研究)のデータべースを作り、属性によって検索可能なデータベースを構築した。2. 成人約40名(20代~90代)に関して、夢の発達的変化に関するインタビューを実施した。3.上記インタビューの協力者の中で、明晰夢により夢の内容をコントロールできる人を対象にした睡眠実験(約10名)を行い、睡眠中の生理指標と夢を関連づけた学会発表を行った。これまで発表を行った研究をもとに一般向けの書籍を刊行し、夢の生涯発達に関する情報発信を行った。
B 夢の資料をもとにしたライフキャリアカウンセリングの開発:4.思春期の悪夢の事例に関し、イメージ・リスクリプトを用いた心理臨床面接を実施し,事例研究を行った。悪夢を肯定的な結末にする技法(イメージリハーサルセラピー、イメージエクスポーシャ―とリスクリプト療法、明晰夢)によるの悪夢低減効果の事例研究を実施した。その成果は専門学会での発表を行い、その後論文投稿を行った。5.非臨床サンプル(小学生,大学生)を対象にしたイメージ・リスクリプトの実験を行い,悪夢低減効果を検証し、国内学会での発表を行った。6.4と5の成果をふまえ,イメージ・リスクリプトの介入をアシストするVR実験を行うための準備をしている。
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Strategy for Future Research Activity |
A「夢の生涯発達的変化の解析」については、データベースに収録する夢の研究、インタビュー協力者と睡眠実験協力者をもう少し増やし、データベースを更新した上で、夢の報告者の年代、所属、体験したライフイベント等から夢の生涯発達の分析を行い、専門学会での研究成果の公開を行う予定である。
B「夢の資料をもとにしたライフキャリアカウンセリングの開発」については、成人の悪夢の事例研究と介入実験研究を追加で実施し、特にイメージ・リスクリプトをアシストするようなVRのプログラムを開発する予定である。
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Report
(1 results)
Research Products
(25 results)