Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
本研究では、ジテルペン合成酵素を用いた人工テルペン類の創製の可能性を探る。ドッキングシミュレーション(予測)・酵素反応(実証)・生成物解析(検証)・集積と改善の循環に加え、A01, A02班との連携を果たすことにより、人工テルペン類を予知生合成するための基盤を構築する。
放線菌の一種から見出されたジテルペン合成酵素、CotB2を用い、アミドやケトンを有する非天然型基質との反応から、新規人工テルペン類を創出するハイブリッド複雑分子合成に取り組んだ。思考実験によりデザインした非天然型基質について、ドッキング計算を行い、環化が進行しうるかどうかを予測した。その結果、ケトンやアミドを含む基質が環化する可能性が示された。予測をもとに、ゲラニオールから設計基質を合成した。それらを酵素とCotB2と反応させたところ、新規二環性の環状ラクタムおよび炭素環化合物が得られることを見出した。本結果は、ジテルペン合成酵素を用いて、アミドやケトンなどのカルボニル基を有する化合物を合成した初の例である。また、酵素反応生成物を化学修飾することによって、計13種類の複雑分子を創出することに成功した。酵素反応生成物の立体化学は天然物への誘導、及び、3環性化合物への化学変換とX-線結晶構造解析により明らかにした。新規化合物の一部について抗ガン活性試験を行い、中程度の活性を示す化合物を見出すことにも成功した。領域内外の生合成化学研究者と活発な共同研究をした。具体的には、還元型プレニル側鎖を有するテルペン類の構造決定、アンブレイン誘導体の創製とそのビタミンD様活性、シラチオマイシンを構成する非天然型アミノ酸の生合成経路の解明、変形メンバロン酸経路の生合成機構の解析などの共同研究の成果を論文にまとめ報告した。多くの共同研究を展開したことで、領域の活性化に貢献できた。
令和6年度が最終年度であるため、記入しない。
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Organic & Biomolecular Chemistry
Volume: 23 Issue: 14 Pages: 3423-3430
10.1039/d5ob00160a
Applied and Environmental Microbiology
Volume: 90 Issue: 8
10.1128/aem.01106-24
Chemistry - A European Journal
Volume: - Issue: 28
10.1002/chem.202400271
Scientific Reports
Volume: 14 Issue: 1 Pages: 1419-1419
10.1038/s41598-024-52013-7
Chemistry Letters
Volume: 52 Issue: 6 Pages: 520-523
10.1246/cl.230151
Frontiers in Microbiology
Volume: 14 Pages: 1150353-1150353
10.3389/fmicb.2023.1150353
https://www.omu.ac.jp/sci/chem-henkan/
https://www.sci.osaka-cu.ac.jp/chem/henkan/