Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
夢の色のクオリアに関連する神経表現の特徴や多様性を神経ネットワーク構造から捉えることを目標とする。入眠期の主観的体験に関わる神経活動を脳磁図で計測し、色、物体、言語、他感覚、感情等から構成される主観的体験の生成に関連する神経ネットワークを分析する。視覚入力がない夢における特定の色カテゴリと他の心像との結びつきは、覚醒時においても特定の色への印象バイアスが生じる生物学的理由の理解につながる可能性がある。また、多様な色覚特性を持つ人々を対象とすることで、異なる感覚特性を持つ他者の主観的体験の理解に重要な知見が得られるとが期待される。