Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
膵がんは5年間の生存率が10%以下の難治性のがんである。そのため新規の有効な治療法の確立が強く求められている。膵がんは、4種類の遺伝子の変異が徐々に加わることで段階的に悪性度が上昇する多段階発がんの過程を辿ると考えられている。本研究では、膵がんのモデル動物において、腫瘍の進展過程における細胞外基質の硬さ変化を測定するとともに、その制御機構を探索する。本研究の成果をもとに、新規治療標的や治療薬シーズの同定を目指す。