Compiling the Research Achievements
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
本新学術領域研究では、新たな自己の形として「ネオ・セルフ」という概念を提案し、最新のテクノロジーを集結して、その解明に取り組み多くの研究成果を挙げるよう努めて来た。本研究成果取りまとめでは、2016年の発足以来、今日までの5年間の活動実績を整理し、これを事後評価に供するとともに、研究成果報告書として広く研究コミュニティーに公開することを目的とする。こうした研究成果、作製した研究試料・資料、および領域としての活動を取りまとめて供覧することは、参加した全班員が5年間の研究活動全体を振り返り、これを総括するきわめて貴重な機会を提供するものである。
本「とりまとめ事業」では、以下の項目について整理し、最終的に冊子体の報告書としてまとめ、当初の予定通り国内の大学や関連する研究機関ならびに研究者に送付を完了した。1)計画研究班と公募研究班による研究成果の収集と整理:公募班については1期目と2期目の公募研究者から情報(学術論文、学会発表、特許出願)を収集し、一元的にもれなく整理した。2)総括班による研究支援の実績と作製した研究試料・資料の総括:作製したモノクローナル抗体、遺伝子改変マウスの継続的供給体制の確立を図った。特にネオ・セルフ領域においては遺伝子改変マウスを多数樹立しているので、これを様々な公共研究機関やコンソーシアムに寄託し、領域の終了後にも世界中の研究者が必要に応じて利用できる利便性の充実に努めた(Jackson研究所に9系統を寄託完了)。3)共同研究実績の明確化:計画研究班と公募研究班による領域内、および領域外研究者との共同研究実績を整理し、本領域が共同研究推進に果たした役割を明確にした。4)国内シンポジウムおよび国際シンポジウム開催実績の取りまとめ:既にHP上で報告している内容もあるが、再度、その実績内容を整理した。領域としての国際的プレゼンスをさらに高めるための国際シンポジウムの開催、および若手研究者の育成を趣旨として開催した若手の会については、これまでの開催実績を整理した。具体的には開催した領域班会議、国際シンポジウム、若手の会の前プログラムを報告集に掲載し、本領域の研究活動に参加した研究者の研究履歴の明確化を図った。5)広報およびアウトリーチ活動の検証:これまでに発行した4号のニュースレターや、班員が取り組んだアウトリーチ活動の実績について取りまとめを行い、改めて我国の科学・免疫学研究の推進において本領域の果たした役割を検証することによって、次世代の研究者育成の基礎を構築するよう努めた。
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Immunology & Cell Biology
Volume: - Issue: 5 Pages: 1-7
10.1111/imcb.12546
Immunohorizons
Volume: 9 Issue: 3 Pages: 202-210
10.4049/immunohorizons.2100114
Cell Reports
Volume: 15 Issue: 7 Pages: 110384-110384
10.1016/j.celrep.2022.110384
The Journal of Immunology
Volume: 15 Issue: 2 Pages: 303-320
10.4049/jimmunol.2100692
Communications Biology
Volume: 4 Issue: 1 Pages: 1-12
10.1038/s42003-021-02111-3
http://www.tokyo-med.ac.jp/neoself/
https://www.tokushima-autoimmunity.com