研究領域 | 多様な質感認識の科学的解明と革新的質感技術の創出 |
研究課題/領域番号 |
15H05914
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
複合領域
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研究機関 | 京都大学 (2019, 2021) 日本電信電話株式会社NTTコミュニケーション科学基礎研究所 (2015-2018) |
研究代表者 |
西田 眞也 京都大学, 情報学研究科, 教授 (20396162)
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研究分担者 |
岩井 大輔 大阪大学, 基礎工学研究科, 准教授 (90504837)
日浦 慎作 兵庫県立大学, 工学研究科, 教授 (40314405)
中内 茂樹 豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (00252320)
佐藤 いまり 国立情報学研究所, コンテンツ科学研究系, 教授 (50413927)
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研究期間 (年度) |
2015-06-29 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
111,930千円 (直接経費: 86,100千円、間接経費: 25,830千円)
2019年度: 17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
2018年度: 14,430千円 (直接経費: 11,100千円、間接経費: 3,330千円)
2017年度: 15,340千円 (直接経費: 11,800千円、間接経費: 3,540千円)
2016年度: 18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円)
2015年度: 46,020千円 (直接経費: 35,400千円、間接経費: 10,620千円)
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キーワード | 質感 / 情報工学 / 認知科学 / 神経科学 / 感性情報学 |
研究成果の概要 |
人間は五感を通した多様な質感の知覚を通して、外界に存在する事物や事象の物理的な性質・素材・状態、さらには感性的価値など、生存に不可欠な情報を得ている。多元質感知領域では、このような質感を認識する人間および機械の情報処理を、心理物理学・脳神経科学・情報工学の密接な連携により、多角的に解明した。また、さまざまな革新的な質感の再生・編集技術を開発し、産業応用も視野に入れた質感の学際的な学問領域を確立した。総括班では、班会議やシンポジウムの開催、共有資産の管理などを通じて、領域内の連携を図り、領域の研究の進捗を支えた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
質感認識とは脳による物体の本性の解読である。質感認識は、環境の理解のみならず、価値判断に基づく行動の選択や身体運動の制御など、人間の基本的な機能において重要な役割を果たしている。質感を生み出す情報は複雑な高次元情報として感覚入力に埋め込まれている。それを読み解く素晴らしい人間の能力の解明は、人間の感覚情報処理の科学的理解のみならず、情報工学技術の発展にとっても不可欠な課題である。本領域では、実世界の多様な質感を認識する人間の情報処理の計算原理や神経機構を明らかにした。さらに、質感認識の科学的理解に基づき、革新的な質感の再生・編集技術を数多く生み出した。
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