研究領域 | 特異構造の結晶科学:完全性と不完全性の協奏で拓く新機能エレクトロニクス |
研究課題/領域番号 |
16H06413
|
研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
|
配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
藤岡 洋 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (50282570)
|
研究分担者 |
酒井 朗 大阪大学, 基礎工学研究科, 教授 (20314031)
川上 養一 京都大学, 工学研究科, 教授 (30214604)
小出 康夫 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 機能性材料研究拠点, グループリーダー (70195650)
三宅 秀人 三重大学, 地域イノベーション学研究科, 教授 (70209881)
橋詰 保 北海道大学, 量子集積エレクトロニクス研究センター, 特任教授 (80149898)
|
研究期間 (年度) |
2016-06-30 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
76,440千円 (直接経費: 58,800千円、間接経費: 17,640千円)
2020年度: 38,610千円 (直接経費: 29,700千円、間接経費: 8,910千円)
2019年度: 21,840千円 (直接経費: 16,800千円、間接経費: 5,040千円)
2018年度: 8,580千円 (直接経費: 6,600千円、間接経費: 1,980千円)
2017年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2016年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
|
キーワード | 結晶工学 / 特異構造 / 電子・電気材料 / 半導体物性 / 格子欠陥 / 先端機能デバイス |
研究成果の概要 |
本領域では,特異構造を意図的に導入した結晶の物性を詳細に解析し,理解することで,非完全性と完全性が共存する特異構造の結晶科学(拡張された結晶学)を構築することを目指しました。さらに,これを積極的に利用することで現在のエレクトロニクス技術を超える特異構造を活用した新機能エレクトロニクスの実証を行いました。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本領域では、不完全な特異領域を減らせば,結晶の物性が良くなり,作製されるデバイスの性能も向上する、というこれまでの常識を打ち破り,特異領域を制御して積極的に結晶に導入することによって新たな付加価値を創成することを提案し実証した。具体的には,LEDや高周波パワーデバイスなど次世代グリーンテクノロジー基盤として高い潜在能力を持つ窒化物半導体結晶を主な研究対象とすることで,従来の照明,通信,情報処理,電力制御応用に加え,創エネルギー,農学,医学,薬学,合成化学など様々な分野へ波及効果を及ぼす研究成果が得られた。
|