研究領域 | 配位アシンメトリー:非対称配位圏設計と異方集積化が拓く新物質科学 |
研究課題/領域番号 |
16H06508
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
塩谷 光彦 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (60187333)
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研究分担者 |
寺西 利治 京都大学, 化学研究所, 教授 (50262598)
植村 卓史 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (50346079)
君塚 信夫 九州大学, 工学研究院, 教授 (90186304)
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研究期間 (年度) |
2016-06-30 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
70,200千円 (直接経費: 54,000千円、間接経費: 16,200千円)
2020年度: 21,190千円 (直接経費: 16,300千円、間接経費: 4,890千円)
2019年度: 15,210千円 (直接経費: 11,700千円、間接経費: 3,510千円)
2018年度: 15,210千円 (直接経費: 11,700千円、間接経費: 3,510千円)
2017年度: 10,140千円 (直接経費: 7,800千円、間接経費: 2,340千円)
2016年度: 8,450千円 (直接経費: 6,500千円、間接経費: 1,950千円)
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キーワード | 配位アシンメトリー / 金属中心キラリティー / 非対称分子組織化 / 金属配列 / 不斉金属触媒 / 金属錯体 / 分子集積化 / キラル金属錯体 / 不斉合成 / 異方集積化 / 錯体化学 |
研究成果の概要 |
総括班は、本領域の活性化、普及、将来構想について議論し、具体的な企画・運営を担当した。具体的には、(1) 領域会議や国際シンポジウムを主催・後援と領域内外の研究交流、(2) 日本化学会の国際ジャーナル2誌を活用した”Coordination Asymmetry”の特集号発行、(3) 錯体合成・理論計算・物性測定の原理と実験技術を学ぶ「融合基礎・実習コース」や若手勉強会の実施による大学院生や若手研究者の視野の拡大や専門性の向上、(4) News Letterのホームページ掲載による領域活動の国際情報発信、および(5) 総説論文発表(Bull. Chem. Soc. Jpn. 2021)を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
総括班は、領域全体会議や総括班会議での議論の下、領域活動の企画・運営に主導的な役割を果たし、異分野間の共同研究や「融合基礎・実習コース」等による若手人材育成を促進した。錯体化学を基軸とした金属錯体の非対称配位圏や異方集積体の構築原理は、分子創成、理論・計算、固体物性、超分子システム、触媒反応、分子組織化、配位空間が関わる様々なタイプの非対称物質の誕生を促した。本領域の研究成果は、多数の学会発表、アウトリーチ活動、論文・総説・解説、Websiteにより普及化され、非対称物質化学の拡大を指向した新プロジェクトにより、次世代の研究者による物質創成科学のさらなる展開が期待される。
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