研究領域 | 膜超分子モーターの革新的ナノサイエンス |
研究課題/領域番号 |
18074007
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 東京大学 (2011) 大阪大学 (2006-2010) |
研究代表者 |
野地 博行 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (00343111)
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研究分担者 |
本間 道夫 名古屋大学, 大学院・理学研究科, 教授 (50209342)
久堀 徹 東京工業大学, 資源化学研究所, 准教授 (40181094)
西坂 崇之 学習院大学, 理学部, 准教授 (40359112)
竹内 昌治 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (90343110)
今田 勝巳 (今田 勝己) 大阪大学, 生命機能研究科, 准教授 (40346143)
林 重彦 京都大学, 理学研究科, 准教授 (70402758)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
65,100千円 (直接経費: 65,100千円)
2011年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2010年度: 11,000千円 (直接経費: 11,000千円)
2009年度: 14,100千円 (直接経費: 14,100千円)
2008年度: 14,400千円 (直接経費: 14,400千円)
2007年度: 12,600千円 (直接経費: 12,600千円)
2006年度: 10,000千円 (直接経費: 10,000千円)
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キーワード | 1分子計測 / 分子モーター / 生物物理 / MEMS / MD/QM / MD / QM / 回転分子モーター / 生体膜 / ナノバイオ / エネルギー変換 / 分子シミュレーション / 1 分子計測 / ナノバイオロジー / ナノバイオテクノロジー / ATP合成酵素 / べん毛モーター / マイクロ |
研究概要 |
本年度受けた成果取りまとめ予算に基づき、以下の活動をおこなった。1つ目は、本領域研究の成果に基づき、1分子生物物理学とその周辺分野の今後の方向性を議論する企画シンポジウムである。これらのシンポジウムに基づき、それぞれの分野の将来展望をまとめる。 (ア)若手研究者企画に基づくシンポジウム 生物物理若手奨励賞を受賞した新進気鋭の若手女性研究者2名に、今後の1分子生物物理学の方向を議論するシンポジウム企画をお願いした。「異分野融合する1分子計測」というタイトルで国内外の演者によるシンポジウムをH23年度に日本生物物理学会年会で実施し(9月16日)、理論物理、細胞生物学、分子機械化学など本領域研究からさらに視野を広げた方向の議論がなされた。 (イ)超高感度マイクロデバイス開発に関するシンポジウム 国際生物物理学会年会(17th International Biophysics Congress)において、超高感度マイクロデバイスとナノバイオ研究に関するシンポジウム(Nanobiophysics)を企画した(11月1日)。スエーデン、アメリカ、韓国、イギリスから第一線の研究者を招待し、特に1分子そして1細胞を超高感度に解析するナノバイオ研究の潮流を議論した。 (ウ)5年間の研究を総括する報告書の刊行 計画研究班と公募班全体の研究成果をふまえ、本領域研究全体を総括する報告書をまとめる。具体的にはATP合成酵素やベン毛モーターの分子メカニズムや制御メカニズムに関するまとまったレビュー形式を考えている。技術に関しても、国内外の状況を踏まえながら本領域で開発された技術の適応範囲や課題等に関して総括したものを用意する。そして、今後の研究展開に関し、上述の企画シンポジウムや研究会の結果を踏まえて展望を取りまとめる予定である。これらの内容は、化学同人社より刊行本として出版が決定しており、現存原稿の執筆と編集作業を行っている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
当初計画した項目のほとんどが達成されている。唯一、成果をまとめた出版物の編集が遅れており、年度内に出版することができなかった。しかしながらこの書籍も現在編集作業が進んでおり、近々出版予定である。
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今後の研究の推進方策 |
本予算は昨年度が最終年度であったため本年度以降の推進方策は策定されていない。
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