研究領域 | ハイドロジェノミクス:高次水素機能による革新的材料・デバイス・反応プロセスの創成 |
研究課題/領域番号 |
18H05512
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
折茂 慎一 東北大学, 材料科学高等研究所, 教授 (40284129)
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研究分担者 |
一杉 太郎 東京工業大学, 物質理工学院, 特任教授 (90372416)
福谷 克之 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (10228900)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
120,250千円 (直接経費: 92,500千円、間接経費: 27,750千円)
2022年度: 32,110千円 (直接経費: 24,700千円、間接経費: 7,410千円)
2021年度: 25,870千円 (直接経費: 19,900千円、間接経費: 5,970千円)
2020年度: 25,870千円 (直接経費: 19,900千円、間接経費: 5,970千円)
2019年度: 21,580千円 (直接経費: 16,600千円、間接経費: 4,980千円)
2018年度: 14,820千円 (直接経費: 11,400千円、間接経費: 3,420千円)
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キーワード | 水素 / ハイドロジェノミクス / 高次水素機能 / 有機的連携 / 研究企画 / 戦略広報 / 若手育成 / 装置共用 / エネルギー変換 / 物質変換 |
研究成果の概要 |
領域全体での「学問分野の枠を超えた有機的連携」を最重要の活動目的として、全体会議や計画研究代表者会議、国際会議やハイドロジェノミクス研究会等の企画や運営、装置共用の実施、海外研究拠点・施設との共同研究の推進、研究遂行の主軸である若手研究者の育成、国内外への研究成果の発信・戦略広報、本領域の取組みに関するニュースレターや解説書の出版、などを幅広く強力に支援した。また、「水素を使いこなすための水素科学」としてのハイドロジェノミクスの継続的な維持・発展のためのプラットフォームとなる「日本MRS水素科学技術連携研究会」を設立、ハイドロジェノミクスの多様な成果の社会還元と産学連携を推進している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本発信の新たな学問領域として、水素を使いこなすための水素科学である「ハイドロジェノミクス」を提案・実践、国内外に発信した意義は大きい。特に、複数の水素機能の相乗効果としての「高次水素機能」の誘起により、従来の「水素エネルギー」の視点だけでなく、蓄電池や超伝導・太陽電池等の広域的なエネルギー分野全体へ展開できることを実証した。これらの視点は、広く政策的提言にも取り入れられ、各種研究プロジェクト等にも展開され始めている。また、本領域の成果に関連する国際レビュー論文の執筆を通じて、新たな学術分野としてのハイドロジェノミクスの国際的な認知度を短期間で高めた。
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