研究領域 | 分子ナノシステムの創発化学 |
研究課題/領域番号 |
20111001
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
川合 知二 大阪大学, 産業科学研究所, 特任教授(常勤) (20092546)
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研究分担者 |
相田 卓三 東京大学, 工学研究科, 教授 (00167769)
松井 真二 兵庫県立大学, 付置研究所, 教授 (00312306)
浅井 哲也 北海道大学, 情報科学研究科, 准教授 (00312380)
新海 征治 崇城大学, 工学部, 教授 (20038045)
甲斐 昌一 九州大学, 工学研究院, 特命教授 (20112295)
田中 裕行 大阪大学, 産業科学研究所, 助教 (20314429)
坂口 浩司 京都大学, エネルギー理工学研究所, 教授 (30211931)
石田 敬雄 独立行政法人産業技術総合研究所, ナノシステム研究部門, 研究グループ長 (40281646)
松本 卓也 大阪大学, 理学研究科, 教授 (50229556)
赤井 恵 大阪大学, 工学研究科, 助教 (50437373)
山口 智彦 独立行政法人産業技術総合研究所, ナノシステム研究部門, 副部門長 (70358232)
小川 琢治 大阪大学, 理学研究科, 教授 (80169185)
小西 克明 北海道大学, 地球環境科学研究院, 教授 (80234798)
君塚 信夫 九州大学, 工学研究院, 教授 (90186304)
藤田 誠 東京大学, 工学研究科, 教授 (90209065)
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研究協力者 |
茅 幸二 独立行政法人理化学研究所, 次世代スーパーコンピュータ開発実施本部, 副本部長 (10004425)
松重 和美 四国大学, 学長 (80091362)
岡本 佳男 名古屋大学, 名誉教授 (60029501)
吉川 研一 同志社大学, 生命医科学科医情報学科, 教授 (80110823)
北川 禎三 兵庫県立大学, 理学部, 特任教授 (40029955)
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研究期間 (年度) |
2008-11-13 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
72,540千円 (直接経費: 55,800千円、間接経費: 16,740千円)
2013年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2012年度: 14,690千円 (直接経費: 11,300千円、間接経費: 3,390千円)
2011年度: 14,690千円 (直接経費: 11,300千円、間接経費: 3,390千円)
2010年度: 14,690千円 (直接経費: 11,300千円、間接経費: 3,390千円)
2009年度: 14,690千円 (直接経費: 11,300千円、間接経費: 3,390千円)
2008年度: 9,880千円 (直接経費: 7,600千円、間接経費: 2,280千円)
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キーワード | 創発 / 自己組織化 / 自己階層化 / 自己機能化 / トップダウン・ボトムアップ融合 / トップダウンボトムアップ融合 / トップダウンボトムアップ融合 |
研究概要 |
本領域では、非平衡開放系における時間・空間の自己組織化の原理を取り入れ、分子の個性が現れる高次な組織体や機能の創発を目指した研究を展開してきた。動的非平衡プロセスによる酸化物ナノワイヤー成長や排他的経路選択による巨大高次構造を持つ多成分構造体の一義的生成など、分子間隣接相互作用のスケールを遥に超えた自己組織化の原理に迫る成果を得た。さらに、非線形性や雑音など、これまで化学には馴染みの薄い概念に基づいて、閾値型の応答を示す自己組織化、分子の酸化還元ネットワークにおける確率共鳴現象の発現など創発的な機能探索を行った。これらの成果を通して「創発化学」という新しい学術領域の存在と重要性を示した。
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