• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

クオリア構造と脳活動から得られる情報構造の関係性理解

総括班

研究領域クオリア構造と脳活動から得られる情報構造の関係性理解
研究課題/領域番号 20H05709
研究種目

学術変革領域研究(B)

配分区分補助金
審査区分 学術変革領域研究区分(Ⅰ)
研究機関株式会社国際電気通信基礎技術研究所

研究代表者

土谷 尚嗣  株式会社国際電気通信基礎技術研究所, 脳情報通信総合研究所, 客員研究員 (80517128)

研究分担者 大泉 匡史  東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (30715371)
山田 真希子  国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 量子生命科学研究所, 上席研究員 (50557444)
研究期間 (年度) 2020-10-02 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2022年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2021年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2020年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワードクオリア / 情報構造 / 大規模心理実験 / 圏論 / 脳イメージング / 意識 / 情報 / 構造
研究開始時の研究の概要

本研究は、従来の意識研究の枠組みでは不可能と考えられてきた問題、意識の質(クオリア)を特徴付ける方策を新たに確立する。具体的には、クオリアという、それそのものとしては捉えるのが難しい対象を、クオリアとその他のクオリアとの関係性という、クオリアの周辺にフォーカスを当てることで、クオリアを特徴付ける方策を取る。このアイデアは、圏論における「米田の補題」から発想を得たものであり、数学的な基礎付けも可能である。この手法を使うことで初めて、クオリアと脳活動との関係を明らかにする手だてを得ることになり、意識研究に大きな変革と転換をもたらす。

研究成果の概要

本研究領域の目的は、意識の質(クオリア)を特徴付ける新しい手法の確立であった。具体的には、クオリア間の関係性(クオリア構造)に着目した特徴付けの手法を確立し、そのクオリア構造と神経活動との対応関係の解明を目指した。特に視覚クオリアを対象として、A)視覚クオリア構造の可視化、 B)神経活動パターンとの対応関係の解明、C)神経活動から抽出した情報構造との対応関係の解明を目指した。 本研究領域における総括班の位置づけは、共同研究 促進・企画・広報・国際活動の計画を遂行し、3年後の学術変革領域 A の提案に向けて、領域全体の推進を促進することであった。この目的は概ね予定通りに達成できた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

総括班の研究成果は、共同研究の促進・企画・広報・国際活動の計画を遂行であった。領域会議(オンライン2回、オンサイト2回)では、共同研究の促進がなされ、若手研究者の育成を行うことができた。また、企画の一部として領域手動のシンポジウムを5回開き、領域外の研究者との交流・新しい共同研究が生まれた。領域会議やシンポジウムはYoutubeを通じて国際的に広報を行うことで、領域の学術成果と知名度をあげるのに貢献した。またYoutubeでは領域内外の学生からの質問に答えるQ&Aなど、社会的意義のある貢献を行った。

報告書

(4件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実績報告書
  • 2020 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2021 その他

すべて 図書 (1件) 備考 (1件)

  • [図書] クオリアはどこからくるのか?2021

    • 著者名/発表者名
      土谷 尚嗣
    • 総ページ数
      152
    • 出版者
      岩波書店
    • ISBN
      9784000297080
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [備考] クオリア構造と情報構造の関係性理解

    • URL

      https://qualia-structure.labby.jp/

    • 関連する報告書
      2020 実績報告書

URL: 

公開日: 2020-10-30   更新日: 2024-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi