研究領域 | 機能性ラマンプローブによる革新的多重イメージング |
研究課題/領域番号 |
20H05723
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研究種目 |
学術変革領域研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅱ)
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研究機関 | 東京工業大学 (2022) 東京大学 (2020-2021) |
研究代表者 |
神谷 真子 東京工業大学, 生命理工学院, 教授 (90596462)
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研究分担者 |
小幡 史明 国立研究開発法人理化学研究所, 生命機能科学研究センター, チームリーダー (40748539)
小関 泰之 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (60437374)
小嶋 良輔 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 助教 (10808059)
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研究期間 (年度) |
2020-10-02 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
8,580千円 (直接経費: 6,600千円、間接経費: 1,980千円)
2022年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2021年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2020年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | ラマンプローブ / 多重検出 / ラマンイメージング |
研究開始時の研究の概要 |
本領域では、ラマン信号の Off/On を精密に制御する分子設計法を世界に先駆けて確立し、従来法を凌駕する機能での多重ラマンイメージング法の確立を狙う。具体的には、①酵素活性を同時多重検出する手法、②洗浄操作なしに標的構造をライブ多重検出する手法、③多重で超解像イメージングを実施する手法の確立を狙う。本領域は、化学・光学・生物の異なる専門分野の計画研究班から構成され、それぞれが、機能性ラマンプローブ群の創製、高速・多色ラマン分光顕微鏡の最適化と高度化、開発した技術を用いた生物応用に取り組むことで、革新的多重イメージングの実現を目指す。
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研究成果の概要 |
領域のスムースな運営のため、総括班会議・領域会議を開催し、各計画班の研究内容・進捗を把握し整理することで、領域研究の目標達成に向けた調整を行った。また、各分野で活躍する研究者を招聘したセミナーや学会での共催シンポジウムの開催、本領域における活動や学術成果を、領域ホームページや学会誌への寄稿を通じて積極的に発信するなどの広報も担当した。このような活動の結果、化学・工学・生物の専門分野が異なる研究者が有機的に連携し、新しい融合領域研究の推進ならびに新たなラマンプローブの開発と応用を効率的に行うことができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
総括班活動の結果として、分野横断的な領域研究を推進でき、画期的なラマンプローブの開発と応用につながった。また、領域会議や領域主宰のセミナー・シンポジウムを通じて、分野横断的な視点を有する若手研究者の育成に貢献できたと考えている。さらに、本領域における活動や学術成果を、領域ホームページや学会誌への寄稿を通じて積極的に発信したことで、各分野における研究者コミュニティの活性化は勿論、一般の方々とも研究内容・成果を共有するアウトリーチ活動になったと考える。
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