研究領域 | 仮想人体構築学チップ上に再現した臓器からみる全身代謝の分子ネットワーク |
研究課題/領域番号 |
20H05742
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研究種目 |
学術変革領域研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅱ)
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研究機関 | 東京医科大学 |
研究代表者 |
杉本 昌弘 東京医科大学, 医学部, 教授 (30458963)
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研究分担者 |
酒井 康行 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (00235128)
福田 淳二 横浜国立大学, 大学院工学研究院, 教授 (80431675)
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研究期間 (年度) |
2020-10-02 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
11,310千円 (直接経費: 8,700千円、間接経費: 2,610千円)
2022年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2021年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2020年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 生体医工学関連 / バイオ機能応用およびバイオプロセス工学関連 / 生体医工学 / バイオ機能応用およびバイオプロセス 工学関連 / バイオ機能応用およびバイオプロセス 工学関連 |
研究開始時の研究の概要 |
研究方針の作成及び企画調整として、班会議の実施を定期的に行う。領域内で情報共有を実施して領域全体としての課題、研究計画と成果の共有を行う。 定期的な班会議、全班が参加する学会を利用して研究成果の評価を実施し、各領域の研究評価を他班の研究者が相互にできる仕組みとする。 成果の発信としては、領域専用のWebサイトをたて、論文の要約などを含めて最新の情報を掲載し、広く国民に公開する。 内部の若手育成、他の班への技術習得等の内地留学を行い、各計画班の間での人材交流の促進と異分野の技術・研究内容の相互理解を深める。学会は研究評価や、本領域の研究成果の評価や将来への展開も同時に考慮する。
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研究成果の概要 |
本研究は、仮想人体の構築を目指したシミュレーションモデルの開発と、生理学的な機能を向上させた培養技術の開発を目的とし、様々な分野の研究者が学際的な研究を実施する。総括班は、多領域研究者への支援、研究成果の発信、若手研究員の育成を行った。新型コロナの影響により対面型の会議の実施が難しく、非対面型の会議や学会発表となったが、遠方のラボ間ではより密な連携が取れ、若手研究員の教育も効果的に実施できた。研究成果を広く伝えるため、ブログや動画(研究者のインタビュー、培養デバイスの使い方)をWebサイトに公開した。第31日本医学総会でシンポジウムを開催し、開発した数理モデルや培養技術を一度に発表した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
各研究班は、論文・学会発表は実施してきたが、総括班としては、各研究班の研究内容を国民に広く、わかりやすく伝えるということを中心に実施した。研究者にインタビュー形式で成果を解説をする動画を作成するなど、わかりやすい内容を伝えることに心がけた。本来であれば学会でセッションを立てる、あるいは領域全体を紹介するような市民講座を開催するなども望ましいが、対面での開催が難しく、オンライン形式での学会あるいはセミナーにて個々の研究者が発表するという形式にとどまった。各研究者からは、プロトコル論文や書籍の出版なども通して研究成果だけでなく、開発した技術の紹介も行っている。開発したソフトはHPにて公開している。
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