研究領域 | 生体分子工学と低物理エネルギーロジスティクスの融合による次世代非侵襲深部生体操作 |
研究課題/領域番号 |
20H05755
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研究種目 |
学術変革領域研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅲ)
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
井上 圭一 東京大学, 物性研究所, 准教授 (90467001)
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研究分担者 |
水野 操 大阪大学, 大学院理学研究科, 助教 (10464257)
今村 博臣 京都大学, 生命科学研究科, 准教授 (20422545)
中川 桂一 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 講師 (00737926)
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研究期間 (年度) |
2020-10-02 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2022年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2021年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2020年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 深部生体操作 / 光熱変換 / 超音波 / 磁場 / 低物理エネルギーロジスティクス |
研究開始時の研究の概要 |
本研究領域では従来の電気刺激、投薬、可視光などを用いた手法に代わる、「光熱・超音波・磁気」による超深部ならびに超低侵襲性生体操作法の創出を目的とする。そのためにこれら三つの低物理エネルギーが感知可能なレシーバ分子を開発し、さらにその知覚情報をイオンチャネルへ高効率に伝達し、チャネルの開閉を高精度に制御する。さらに生体内でこれらの分子ツールを操作するため、低物理エネルギーを生体深部へ届ける技術(低物理エネルギーロジスティクス)を開発する。そして両技術を融合することで、生体内へ器具を組み込むことを必要としない、低侵襲かつ深部組織を含めたあらゆる細胞種特異的な、高速・高精度の生体操作法の実現に挑む。
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研究成果の概要 |
本領域の総括班では、低エネルギー生体操作研究の遂行と研究交流の活発化のため、年二回の領域メンバーによる領域会議と年一回の公開シンポジウムを開催の運営を行った。また領域内メンバーの相互理解や周辺分野の研究者との意見交換、新たな研究対象の調査を目的とした、オンライン勉強会の開催を実施した。高校生向けの出張授業を通じ、本領域の研究に関するアウトリーチ活動を行った。さらにこれらの活動の発信のため、領域ホームページとツイッターアカウントの開設・運営を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究領域期間中に、計3回の公開シンポジウム、5回の領域会議、7回の勉強会を開催した。これにより、領域メンバー間での相互理解や周辺分野の研究者との意見交換、外部評価委員による意見やアドバイス、研究成果の発信などが活発に行われた。また生体操作分野研究や本領域の研究活動のアウトリーチのため、群馬県・樹徳高等学校でのオンライン出張授業や、日本科学振興協会第1回総会・キックオフミーティングでのポスター発表を行った。
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