研究領域 | デジタルバイオスフェア:地球環境を守るための統合生物圏科学 |
研究課題/領域番号 |
21H05312
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅳ)
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研究機関 | 東京大学 (2023-2024) 国立研究開発法人国立環境研究所 (2021-2022) |
研究代表者 |
伊藤 昭彦 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (70344273)
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研究分担者 |
彦坂 幸毅 東北大学, 生命科学研究科, 教授 (10272006)
小林 秀樹 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 地球環境部門(北極環境変動総合研究センター), グループリーダー代理 (10392961)
村岡 裕由 岐阜大学, 高等研究院, 教授 (20397318)
近藤 倫生 東北大学, 生命科学研究科, 教授 (30388160)
安立 美奈子 東邦大学, 理学部, 准教授 (40450275)
熊谷 朝臣 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (50304770)
平舘 俊太郎 九州大学, 農学研究院, 教授 (60354099)
加藤 知道 北海道大学, 農学研究院, 教授 (60392958)
植山 雅仁 大阪公立大学, 大学院農学研究科, 准教授 (60508373)
日浦 勉 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (70250496)
小野田 雄介 京都大学, 農学研究科, 教授 (70578864)
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研究期間 (年度) |
2021-09-10 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
53,300千円 (直接経費: 41,000千円、間接経費: 12,300千円)
2024年度: 12,740千円 (直接経費: 9,800千円、間接経費: 2,940千円)
2023年度: 12,870千円 (直接経費: 9,900千円、間接経費: 2,970千円)
2022年度: 11,050千円 (直接経費: 8,500千円、間接経費: 2,550千円)
2021年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | 課題間連携促進 / 人材育成 / アウトリーチ活動 / 観測キャンペーン / 国際動向の情報共有 / 分野間連携 / 国際連携 / 学際的研究 / 地球環境問題 / 次世代人材育成 / 成果の社会還元 / アウトリーチ / 情報基盤 / 国際活動 / 研究支援 / 分野間の有機的連携 / 若手人材育成 / 国内・国際連携促進 |
研究開始時の研究の概要 |
総括班は、領域内の有機的連携を促進し、成果普及活動や各種の技術的支援活動を推進する。領域代表者、計画班代表、若手研究者を中心に、全体会合や各種研究集会に関する調整、国内・国際連携の強化、データの共有および公開、若手人材の育成、学術集会での成果普及、国民に向けた成果発信、さらに内部統制やコンプライアンスの徹底などに関する活動を行う。主な有機的連携活動の1つである観測キャンペーン活動に関する企画支援を行う。領域の目的である統合生物圏科学とデジタルバイオスフェアの構築に向けて、統合化に関する領域内の議論を牽引する。
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研究実績の概要 |
研究領域の有機的連携を促進し、若手人材の育成を図るための活動を行った。コロナ禍のため対面での活動は制限されたが、オンラインでの打ち合わせを頻繁に行うなど代替手法で補うことができた。2021年11月にキックオフ会合をオンラインで実施し、領域全体の方針について参画者の意識共有を促すとともに、各計画研究の実施内容を共有した。領域内の情報交換のためSlackチャンネルやメーリングリストを立ち上げ、研究情報、意見交換、セミナー周知などに活用した。また情報基盤の一環としてデータ共有のためオンラインストレージの利用も開始した。研究領域のホームページを開設し活動情報の周知に努めた。また、ニュースレターを発行して各計画班の活動内容や若手研究者による成果を紹介した(ホームページより電子版を配布)。2022年3月にオンライン開催された日本生態学会において本領域主催によるシンポジウムを実施し、研究領域の実施内容と期待される成果について学会参加者に広く紹介を行った。シンポジウムおよびキックオフ会合では領域外の有識者より、本領域の進め方について貴重な意見をいただくことができ、総括班を中心として今後の活動に役立てる検討を行った。国際的な活動はコロナ禍で参加制限されたが、長期生態系研究(LTER)や地球観測システム(GEOSS)などの動向に関する情報収集と共有を図った。次年度以降に実施する観測キャンペーンについて、候補地と実施時期の検討を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
コロナ禍で活動制限を受けた部分もあったが、オンラインでの情報交換やアウトリーチ活動に切り替えることで当初の計画通りの活動を行うことができた。
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今後の研究の推進方策 |
公募研究が加わる次年度以降には、さらに有機的連携のための活動を強化し、定期セミナーを実施するなど情報共有を図ることとする。また、キャンペーン観測にできるだけ多くの参加してもらうことで、各班の研究について相互理解を深めるとともに、若手研究者の技術力アップに努めていただくこととする。
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