研究領域 | 人工翻訳後修飾:neo-PTMsが造る細胞内ケミカルネットワーク |
研究課題/領域番号 |
22H05017
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研究種目 |
学術変革領域研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅱ)
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
山次 健三 千葉大学, 大学院薬学研究院, 教授 (30646807)
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研究分担者 |
島津 忠広 国立研究開発法人理化学研究所, 開拓研究本部, 専任研究員 (10618771)
五月女 宜裕 国立研究開発法人理化学研究所, 開拓研究本部, 専任研究員 (50431888)
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研究期間 (年度) |
2022-05-20 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
13,260千円 (直接経費: 10,200千円、間接経費: 3,060千円)
2024年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2023年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
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キーワード | 翻訳後修飾 / 細胞内化学 / 人工翻訳後修飾 / 触媒 / 環境応答 / 人工修飾 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究領域は、細胞内タンパク質に人工的な翻訳後修飾(neo-PTMs)を導入することによって細胞内化学ネットワークを創出し、その変化を理解し、それを役立てる学理を構築することを目的とするものである。 総括班は、本領域活動を円滑に推進させるとともに、将来のより広範な科学領域にまたがる研究への展開や・新たな共同研究の模索を視野に以下の4つの活動を行う。 (I)領域目標の共有の徹底、(II)施設・設備・技術の共同利用の活性化、(III)関連異分野を巻き込んだシンポジウム開催、(IV)人材育成支援。
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研究実績の概要 |
本研究領域は、細胞内タンパク質に人工的な翻訳後修飾(neo-PTMs)を導入することによって細胞内化学ネットワークを創出し、その変化を理解し、それを役立てる学理を構築することを目的とするものである。総括班は、本領域活動を円滑に推進させるとともに、将来のより広範な科学領域にまたがる研究への展開や、 新たな共同研究の模索を視野に活動を行ってきた。 本年度は、2023年6月に第2回の総括班会議・第3回進捗会議を開催した。2023年7月には学術変革領域研究B「糖化学ノックイン」と共催で第23回日本蛋白質科学会年会においてシンポジウムを開催した。2023年11月には第96回日本生化学会大会においてシンポジウムを開催した。 これらの活動を行うことで、領域メンバー内における領域目標の共有の徹底、今後の領域活動計画の見直し、学術変革領域をまたがる研究交流、本領域の研究とそれが目指す未来の領域外への発信を行うことができた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
当初の計画通り、総括班会議の開催による領域計画の策定・見直し、シンポジウムの開催による本領域研究内容の発信、他の学術変革領域研究との研究交流による、より広範囲な学術分野における共同体制の模索・構築を行うことができたため。
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今後の研究の推進方策 |
領域全体の総括を行う山次のもと、技術共有支援・事務担当として島津、人材育成・広報担当として五月女をそれぞれ班長としながら円滑な領域運営を継続的に実施する。 定期的な進捗会議を開催することで、「neo-PTMsの導入による細胞内化学ネットワークの創出、理解、利用」という領域目標の共有を徹底する。各班員が様々な学会およびシンポジウムにおいてneo-PTMsの研究成果を発表しneo-PTMsに対する理解を広げることをサポートする。以上により 、本学術領域研究の学術界への浸透、領域をまたいだ研究交流、協力体制の確保を目指す。
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