研究領域 | 精密高分子による次世代医薬開拓 |
研究課題/領域番号 |
22H05047
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研究種目 |
学術変革領域研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅱ)
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
星野 友 九州大学, 工学研究院, 教授 (40554689)
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研究分担者 |
澤田 敏樹 東京工業大学, 物質理工学院, 准教授 (20581078)
吉本 敬太郎 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (60392172)
小出 裕之 静岡県立大学, 薬学部, 准教授 (60729177)
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研究期間 (年度) |
2022-05-20 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2024年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2023年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2022年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 高分子進化 / 精密高分子 / プラスチック抗体 / 制御ラジカル重合 / 分子進化工学 / 均一高分子 / 創薬 / 高分子合成 / アプタマー / ラジカル重合 |
研究開始時の研究の概要 |
本領域では、急速に発展している精密高分子合成技術とバイオ医薬品開発分野で発展した指向性分子進化やスクリーニング技術、計算科学を融合した研究領域を創出する。これにより既存の高分子研究・医薬研究領域を変革し、精密高分子医薬を生み出すプラットフォームを創出する。そして次世代の創薬モダリティーとしての精密高分子を実現する。
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研究実績の概要 |
総括班の代表である星野及び分担者である吉本、小出、澤田は、学術変革の起爆剤となる計画研究を進めると同時に、領域内の人的交流を促進し、領域の組織力を強化して多く の分野融合的な成果が上がるように調整すると同時に領域の将来を担う人材育成を行った。また、領域外の研究者と交流し3年間の研究期間が終わった後に大きな学術変革領域を構築できるように準備を開始した。具体的には、7月に福岡の西新プラザにて対面の領域会議を開催し各領域の進捗および計画を発表し学生を含めた交流を行った。2月には東京大学の駒場キャンパスにて公開シンポジウムを行い成果発表を行うとともに国内外で活躍している各分野の研究者(東京工業大学の西山伸宏先生および奈良県立医科大学の嶋緑倫先生)を招聘し、講演会を開催するこ とで領域外の研究グループとのネットワーク構築を図った。同時に、ポスター発表会を企画し領域の若手研究者および学生の交流を促進すると同時に、ポスター賞を授与し表彰した。さらに日本分析化学会のバイオ分析研究懇談会と共催で対面式の講演会を実施した。更に、領域外に積極的に本学術領域の情報を発信し、本学術領域の進捗を拡散するためにナノ・バイオメディカル学会と共催で第17回ナノ・バイオメディカル学会内にて『精密高分子による次世代医薬開拓』というシンポジウムや学術変革領域B『糖鎖ノックイン』と共催でオンライン講演会を実施し、領域紹介動画および研究内容の動画をyoutubeにアップロードした。さらに領域のHPを開設し以上の活動の広報を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
当初の計画通り、7月に対面の領域会議を開催し各領域の進捗および計画を発表し学生を含めた交流を行い、2月に公開シンポジウムを行い成果発表を行うとともに国内外で活躍している各分野の研究者を招聘し、講演会を開催するこ とで領域外の研究グループとのネットワーク構築を図った。また、ポスター発表会を企画し領域の若手研究者および学生にポスター賞を授与表彰した。さらに日本分析化学会のバイオ分析研究懇談会と共催で対面式の講演会を実施した。更に、領域外に積極的に本学術領域の情報を発信し、本学術領域の進捗を拡散するためにナノ・バイオメディカル学会と共催で第17回ナノ・バイオメディカル学会内にて『精密高分子による次世代医薬開拓』というシンポジウムや学術変革領域B『糖鎖ノックイン』と共催でオンライン講演会を実施し、領域紹介動画および研究内容の動画をyoutubeにアップロードした。さらにHPを開設し以上の活動の広報を行った。
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今後の研究の推進方策 |
今後も、総括班の代表及び分担者は、学術変革の起爆剤となる計画研究を進めるだけでなく、領域内の人的交流を促進し、領域の組織力を強化して多く の分野融合的な成果が上がるように調整すると同時に領域の将来を担う人材を育成する。また、領域外の研究者と積極的に交流し3年間の研究 期間が終わった後に大きな学術変革領域を構築できるように準備する。 また、領域目標を達成するために毎2回程度領域会議を行い、全ての構成員が領域内の研究について報告・議論することで研究領域全体の理解を促 進する。また、毎年1回公開シンポジウムを行い成果発表を行うとともに国内外で活躍している各分野の研究者を招聘し、講演会を開催するこ とで領域外の研究グループとのネットワーク構築を図る。企画はできるだけ対面で行い、領域内外の有機的な連携体制を強化する。また、総説 執筆、プレスリリース、HPにより、領域外に積極的に本学術領域の情報を発信し、本学術領域の進捗を拡散する。領域運営は、代表の星野が全体を総括し、吉本が事務局を担当し運営を掌握する。澤田が広報を担当し、小出が領域会議やシンポジウムを担当する。会議やシンポジウムの 実行は持ち回りとし負担が一部に集中することが無いように運営する。
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