研究領域 | 筋肉トランススケール熱シグナリング |
研究課題/領域番号 |
22H05052
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研究種目 |
学術変革領域研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅱ)
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
鈴木 団 大阪大学, 蛋白質研究所, 准教授 (40350475)
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研究分担者 |
山澤 徳志子 東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (00282616)
大山 廣太郎 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 高崎量子技術基盤研究所 先端機能材料研究部, 主幹研究員 (70632131)
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研究期間 (年度) |
2022-05-20 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
11,960千円 (直接経費: 9,200千円、間接経費: 2,760千円)
2024年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2023年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2022年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 筋肉 / 熱 / 熱シグナリング |
研究開始時の研究の概要 |
「トランススケール熱シグナリング」を、既存の学問分野の枠に収まらない融合領域で実施する、我が国発の領域として創成するため、総括班として領域の方針を設定し、これをリードする。計画班間による研究活動の連携を支援すると共に、班外とのネットワークも強く支援する。関連学会やWebサイトなどによる広報を経て、「熱シグナリング」の概念を国内外へ発信しながら、次々世代を担う人材育成に特に注力することで、持続的に発展する新領域の形成を促す。
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研究実績の概要 |
「トランススケール熱シグナリング」を、既存の学問分野の枠に収まらない融合領域で実施する、我が国発の領域として創成するため、領域の方針を設定し、これをリードすることが本総括班の目的である。そのために、A01~A03計画班間による研究活動の連携を支援すると共に、班外とのネットワークも強く支援する。また、持続的に発展するより大きな新領域が、本領域を発端として形成されるよう促す。そのために、Webサイトや関連学会等による広報を経て、「熱シグナリング」の概念を国内外へ発信しながら、次々世代を担う人材育成に注力する。 2年度目の2023年度は、①初年度に整えた領域内の連携体制の維持と支援、および②「熱シグナリング」の概念と領域における研究成果の国際的な広報に努めた。その結果、A01班とA02班による共同研究成果として1報の原著論文を発表できた。この成果によって、A02班の筆頭著者がCranefield postdoctoral fellow awardを受賞した。本論文については慈恵医大、QSTおよび大阪大から合同プレスリリースを日本語および英語の両方で行ったところAltmetric Attention Scoreが250を超え、特に国際的な注目を集めた。またA01~A03班全ての共同研究成果として、「熱シグナリング」の概念を国内外へ発信する総説を1報発表することもできた。さらに日本体力医学会特別大会、および日本生物物理学会年会においてシンポジウムを共催したほか、「メカノバイオ討論会2023」を「プレッシオ脳神経科学の創生」領域と共催した。上記の日本生物物理学会年会に関連して、共済シンポジウムおよび本領域について紹介する総説を、昨年度に続き本年度も発表した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
総括班の活動の目的は、領域内連携の支援、領域外との交流、国内外への情報発信である。2023年度の当初計画は、昨年度と同様に、複数の班間共同研究成果としての論文発表、領域ウェブサイトの運用、関連学会における共催、総括班としての総説の発表、等として全て実施されただけでなく、計画以上の活動成果が得られたため。
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今後の研究の推進方策 |
2年間で構築して来た班間連携と領域内外との交流を継続して支援する。また全体を取りまとめる総括班として、領域活動の情報発信に努める。
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