研究領域 | 植物の挑戦的な繁殖適応戦略を駆動する両性花とその可塑性を支えるゲノム動態 |
研究課題/領域番号 |
22H05172
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅲ)
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
赤木 剛士 岡山大学, 環境生命自然科学学域, 教授 (50611919)
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研究分担者 |
藤井 壮太 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (90716713)
木下 哲 横浜市立大学, 木原生物学研究所, 教授 (60342630)
伊藤 寿朗 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 教授 (90517096)
榊原 恵子 立教大学, 理学部, 准教授 (90590000)
奥田 哲弘 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 助教 (90727702)
清水 健太郎 横浜市立大学, 木原生物学研究所, 客員教授 (10742629)
井澤 毅 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (10263443)
白澤 健太 公益財団法人かずさDNA研究所, 先端研究開発部, 主任研究員 (60527026)
渡辺 正夫 東北大学, 生命科学研究科, 教授 (90240522)
内田 誠一 九州大学, システム情報科学研究院, 教授 (70315125)
越阪部 晃永 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 特任助教 (70632107)
草野 修平 国立研究開発法人理化学研究所, 環境資源科学研究センター, 研究員 (80759291)
遠藤 真咲 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 生物機能利用研究部門, 上級研究員 (40546371)
小田原 瑛美子 (養老瑛美子) 立教大学, 理学部, 助教 (40802054)
櫻庭 俊 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 量子生命科学研究所, 主幹研究員 (90647380)
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研究期間 (年度) |
2022-06-16 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
317,590千円 (直接経費: 244,300千円、間接経費: 73,290千円)
2024年度: 51,870千円 (直接経費: 39,900千円、間接経費: 11,970千円)
2023年度: 45,760千円 (直接経費: 35,200千円、間接経費: 10,560千円)
2022年度: 125,320千円 (直接経費: 96,400千円、間接経費: 28,920千円)
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キーワード | 両性花 / 繁殖適応戦略 / ゲノム動態 / 異分野コア技術群支援 / 国際活動支援 / 異分野技術融合 |
研究開始時の研究の概要 |
植物は自ら移動できないため、着生環境に合わせた可変的な繁殖戦略を見せる。その典型例が自殖と他殖という真逆の生殖システムを内包する「両性花」である。それぞれの植物種は、繁殖戦略に合わせてこの自殖と他殖を目まぐるしく改変しており、その作働因子群における極端に速い進化の動態は、ゲノム配列やタンパク質立体構造に痕跡として刻まれている。本領域では、この両性花を基軸とした植物の繁殖戦略の「挑戦性の痕跡」を足掛かりとして、先端情報学をコアとしてゲノム生物学、構造生物学や有機化学等の異分野を連結し、静的な植物の極めて動的な生殖システムの基盤原理の理解への変革を目指す。
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研究実績の概要 |
本学術変革領域研究の総括班の目的は、領域全体の効果的な運営、人材育成、異分野融合研究支援センター、国際活動支援センターを中心とした共同研究の推進、情報発信である。この目的のために、研究運営と推進のためのミーティング(総括班会議、キックオフミーティング)、人材育成事業(若手の会、国際会議参加支援)、共同研究推進のための事業(異分野融合研究支援センターの整備)、国際ネットワークの構築(国際会議の共催)、アウトリーチ活動を実施した。 総括班会議は平成4年8月27日に横浜市立大学木原生物学研究所にて実施した。領域全体の研究の動向と方向性についてアップデートし、これに基づいて共同研究推進の具体的な方法を策定した。同日にはキックオフミーティングも実施した。本領域の目指す研究に関する情報発信と、公募研究にて高いレベルの研究を募集するための十分な説明を行った。若手の会は平成4年10月23日-25日にレクトーレ湯河原にて実施した。領域内の若手研究者が交流を深め、若手の間での領域内共同研究の可能性を涵養した。若手の国際競争力強化を図るため、学生を含む計4名の若手研究者の国際会議参加支援を実施した(海外3件、国内1件)。異分野融合研究支援センターの整備として、1細胞オミックス解析、構造生物学、情報科学等を実施する先端機器および情報交換活発化のためビジネスコミュニケーションツールを導入し、領域内共同研究を活発化する体制を構築した。「CSHAシンポジウム:国際エピジェネティック会議(平成4年12月、淡路島)」を共催し、領域の研究成果の発信を行い、国内外の関連研究者との意見交換を図った。ホームページからの情報発信、並びにメディア出演や市民講座の招待講演、出前講義等アウトリーチ活動も領域代表のリーダーシップのもとに推進した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
総括班会議とキックオフミーティングの実施、ホームページからの情報発信やアウトリーチ活動を当初計画に沿って実施した。これに加えて、CSHAの国際会議共催を通じて、国際ネットワークの強化を図ることができた。領域内にとどまらず国内外の研究者との共同研究を促進する基盤構築が進展した。
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今後の研究の推進方策 |
次年度より公募研究が加わるため、領域代表と総括班がこれまで以上に領域内の共有コア技術の利活用を促進し、異分野融合研究の醸成を強力に牽引する。これを念頭に、若手の会による次世代研究者の育成とネットワーク形成への貢献や、班会議やワークショップ等による領域内研究者間の情報共有と交流、総括班会議によるサポート体制の構築を進める。また、国際活動支援センターとの一体的な運営によって、国際共同研究を推進する。情報発信についても、招待講演やホームページからの研究成果の発信、市民講座や出前授業を通して実施する。
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