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尊厳学の確立:尊厳概念に基づく社会統合の学際的パラダイムの構築に向けて

総括班

研究領域尊厳学の確立:尊厳概念に基づく社会統合の学際的パラダイムの構築に向けて
研究課題/領域番号 23H04848
研究種目

学術変革領域研究(A)

配分区分補助金
審査区分 学術変革領域研究区分(Ⅰ)
研究機関椙山女学園大学

研究代表者

加藤 泰史  椙山女学園大学, 外国語学部, 教授 (90183780)

研究分担者 高木 駿  北九州市立大学, 基盤教育センター, 准教授 (90843863)
馬場 智一  法政大学, 社会学部, 教授 (10713357)
小島 毅  東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 教授 (90195719)
納富 信留  東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 教授 (50294848)
建石 真公子  法政大学, その他部局等, 名誉教授 (20308795)
芝崎 厚士  駒澤大学, グローバル・メディア・スタディーズ学部, 教授 (10345069)
後藤 玲子  帝京大学, 経済学部, 教授 (70272771)
杉本 俊介  慶應義塾大学, 商学部(日吉), 准教授 (80755819)
田坂 さつき  立正大学, 文学部, 教授 (70308336)
柳橋 晃  茨城キリスト教大学, 文学部, 准教授 (00867377)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2028-03-31
研究課題ステータス 交付 (2025年度)
配分額 *注記
86,710千円 (直接経費: 66,700千円、間接経費: 20,010千円)
2025年度: 19,760千円 (直接経費: 15,200千円、間接経費: 4,560千円)
2024年度: 15,080千円 (直接経費: 11,600千円、間接経費: 3,480千円)
2023年度: 11,440千円 (直接経費: 8,800千円、間接経費: 2,640千円)
キーワード人間の尊厳 / 生命の尊厳 / 被造物の尊厳 / 尊厳死 / 価値論
研究開始時の研究の概要

本総括班は、「領域運営調整会議」「ジェンダー学会議」「評価会議」を主導的に開催することで、本領域研究を適切に遂行できる環境と条件を整えると同時に、Web上にHPを作成して研究成果を各計画研究班で共有できるように工夫したりその都度社会に向けて発信したりできるようにする。その際に、各計画研究代表者の役割を明確にし、特に特任助教や特任研究員等の採用といった若手支援を適切に遂行できるように促す。また、年度毎の論文集の企画や『講座 尊厳』、さらに社会へのアウトリーチ等の企画にも責任を持つ。

研究実績の概要

4月に東洋大学にて第1回全体会議を開催し、全体で研究打ち合わせを行った。翌月の5月には第1回領域運営調整会議をオンラインにて開催し、各計画研究で雇用する特任助教・特任研究員の採用状況を報告するとともに、今年度の企画の準備状況の報告を行った。6月にはオンラインにて第1回学術横断グループ(ジェンダー学)会議を開催し、本会議の趣旨や今後の方針の共有、および、今年度の企画の打ち合わせを行った。またアウトリーチ活動として、同月に開催された日本老年介護学会にて、領域代表者が特別講演を行った。7月には本領域研究のホームページ「尊厳学: Dignity Studies」を立ち上げた。
9月にハイブリッド形式にて第2回学術横断グループ(ジェンダー学)会議を開催し、上野千鶴子(東京大学名誉教授)を招いて講演を行ってもらった。
11月には第2回領域運営調整会議をオンラインにて開催し、各計画研究の進捗状況の報告を行った。12月には領域代表者がアウトリーチ活動として東洋哲学研究所で講演を行い、また、ドイツのヒルデスハイム大学で開催された国際ワークショップにも参加した。
翌年2024年1月にはオンラインにて第3回学術横断グループ(ジェンダー学)会議を開催し、金井淑子(元・立正大学)を招いて講演を行ってもらった。また同月、アウトリーチ活動として、領域代表者が厚生労働省で特別講演を行った。翌月の2月には第3回領域運営調整会議をオンラインにて開催し、今年度の各計画研究の活動報告を行った。さらに3月には、オンラインにて第1回評価会議を開催し、評価者から今年度の本領域研究の活動についてコメントをもらい、同日にはそれを踏まえ第4回領域運営調整会議を開催し、今年度の振り返りとともに来年度の打ち合わせを行った。
なお、今年度は領域全体として、研究会を9回、ワークショップ(国際ワークショップ含む)を6回開催できた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

多少の開催時期の修正はあったものの、当初の予定通り、「領域運営調整会議」を4回、そして「学術横断グループ(ジェンダー学)会議」を3回実施し、総勢60名近くが参加している本領域研究全体の運営および各班の相互連携の促進や研究状況の確認を行うことができた。また、領域代表者が東洋哲学研究所や厚生労働省等で講演を行い、社会へのアウトリーチ活動も行った。さらに、アウトリーチの一貫として、本領域研究のホームページ「尊厳学: Dignity Studies」も立ち上げることができた。
総括班として、各班の企画を全体の観点からマネジメントし、研究会及びワークショップの開催を支援することができ、その結果としてワークショップ(国際ワークショップを含む)を全6回、研究会を全9回の開催を支援することができた。さらに、総括班が中心となって、海外の協力者との学術交流を推進する計画を企画した。3月には2023年度の研究活動を記録した『尊厳学研究』(準備号)を刊行することができた。
以上のことから、現在までの進捗状況を「おおむね順調に進展している」と判断した。

今後の研究の推進方策

2023年度に引き続き、領域運営及び領域全体の研究の推進のために、総括班を除く全10班の研究動向を注視しつつ、各班が相互に連携するよう促していく。そのための連絡組織として「領域運営調整会議」を4回開催する予定である。また、ジェンダー学の形成をモデルに「尊厳学」の確立を目指すと共に、研究活動の進捗状況等をチェックするための組織である「学術横断グループ(ジェンダー学)会議」も3回開催する。その他にも、ローマで開催される「世界哲学会議(The 25th World Congress of Philosophy)」にて「国際尊厳学協会(International Society of Dignity Studies)」設立に向けてのセッションを行い、国内外の研究者と学術交流を行う。また、特任助教や特任研究員等の若手研究者の研究支援を行うために、新たに領域若手研究会も開催し、領域全体の研究を推進していく。なお、領域代表者は、各班の研究の進捗状況を考慮して研究成果として論文集の編集等を積極的にマネジメントしていく。

報告書

(1件)
  • 2023 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2024 その他

すべて 図書 (1件) 備考 (2件)

  • [図書] 最新 老年看護学 第4版 2024年版2024

    • 著者名/発表者名
      水谷信子、水野敏子、高山成子、三重野英子、會田信子、深堀浩樹、加藤泰史(他)
    • 総ページ数
      422
    • 出版者
      日本看護協会出版会
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [備考] 尊厳学: Dignity Studies

    • URL

      https://songengaku.jp/

    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [備考] 加藤泰史 研究室 オフィシャルHP

    • URL

      https://kato-yasushi.sugiyama-u.ac.jp/index.html

    • 関連する報告書
      2023 実績報告書

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公開日: 2023-04-13   更新日: 2025-06-20  

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