研究領域 | 実験と観測で解き明かす中性子星の核物質 |
研究課題/領域番号 |
24105001
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
田村 裕和 東北大学, 理学研究科, 教授 (10192642)
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研究分担者 |
高橋 俊行 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 准教授 (50281960)
村上 哲也 京都大学, 理学(系)研究科(研究院), 講師 (50219896)
中村 隆司 東京工業大学, 理工学研究科, 教授 (50272456)
堀越 宗一 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (00581787)
高橋 忠幸 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究所, 教授 (50183851)
大西 明 京都大学, 基礎物理学研究所, 教授 (70250412)
玉川 徹 国立研究開発法人理化学研究所, その他部局等, その他 (20333312)
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連携研究者 |
小池 武志 東北大学, 大学院理学研究科, 准教授 (70396422)
三輪 浩司 東北大学, 大学院理学研究科, 助教 (50443982)
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研究期間 (年度) |
2012-06-28 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
46,540千円 (直接経費: 35,800千円、間接経費: 10,740千円)
2016年度: 9,360千円 (直接経費: 7,200千円、間接経費: 2,160千円)
2015年度: 9,360千円 (直接経費: 7,200千円、間接経費: 2,160千円)
2014年度: 9,360千円 (直接経費: 7,200千円、間接経費: 2,160千円)
2013年度: 9,360千円 (直接経費: 7,200千円、間接経費: 2,160千円)
2012年度: 9,100千円 (直接経費: 7,000千円、間接経費: 2,100千円)
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キーワード | 原子核物理 / 中性子星 / X線天文学 / 核物質 / 冷却原子 / ハイパー核 / 中性子過剰核 / 状態方程式 / ストレンジネス / 重イオン衝突実験 |
研究成果の概要 |
地上実験・天体観測・理論研究を統合して中性子星内部の物質の解明を目指した。冷却原子実験により低密度での中性子物質の状態方程式(EOS)を決定し、RIBFにて中性子過剰核の構造の実験や衝突の実験により中・高密度での中性子過剰核物質EOSの情報を取得し、J-PARCでのハイパー核等の実験により超高密度でのEOS構築に不可欠なストレンジ粒子の相互作用を決定した。これらの実験成果と核物質や天体の理論計算を組み合わせて、EOSを改良し中性子星核物質の理解を大きく進展させた。衛星用のX線検出器技術も圧倒的に向上し中性子星半径の精密決定が可能となったため、今後の観測でEOSが直接検証できることとなった。
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