研究領域 | 高難度物質変換反応の開発を指向した精密制御反応場の創出 |
研究課題/領域番号 |
15H05809
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
山元 公寿 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (80220458)
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研究期間 (年度) |
2015-06-29 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2015年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
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キーワード | デンドリマー / 反応場 / 粒子 |
研究実績の概要 |
本研究では、精密金属集積機能を有するデンドリマーを分子リアクターとして利用し、新しい反応場と新しい超微粒子の創成し、触媒応用を目指している。具体的な項目は次の3項目である。1)異種金属原子自在集積法の確立、2)サブナノ合金の合成、3)新触媒機能の解明: 1.異種金属原子自在集積法の確立 代表者らのフェニルアゾメチンデンドリマーは、置換基や結合様式を変えてポテンシャル勾配を制御できる。現在、30種類の金属イオンの集積を可能とし、錯形成定数の大きい順に飾り付けた異種金属配列させたヘテロ金属集積を実現しており、金属種の拡張を試みた。特に今後の反応系への展開を目指し、触媒特性の広いパラジウム塩の錯形成を実施、精密な金属集積を達成した。 2.サブナノ合金の合成 サブナノ合金の合成法を汎用性の高い手法として確立する事を目指した。各種金属の酸化還元電位に応じた還元剤の選択、還元条件を検討、など合成条件の検討が必要である。これまで金属塩の還元剤として水素化ホウ素ナトリウムを用いてきたが、系中にコンタミネーションし易い問題点があった。今回、領域内の真島先生ら(阪大)が開発した、有機シリル系還元剤の使用を試みた。水素化ホウ素ナトリウムと同じく、塩化金を還元し、白金サブナノ粒子を得る事に成功した。高純度さブナの粒子を得るための新しい合成法として期待される。また、真島先生に研究室にお越しいただき、御講演と情報交換、共同研究について議論を実施した。今後、真島先生らと共同研究を推進する事を決定した。
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現在までの達成度 (段落) |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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