研究領域 | 多様な質感認識の科学的解明と革新的質感技術の創出 |
研究課題/領域番号 |
15H05924
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
複合領域
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
土橋 宜典 北海道大学, 情報科学研究院, 教授 (00295841)
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研究分担者 |
井尻 敬 芝浦工業大学, 工学部, 准教授 (30550347)
岡部 誠 静岡大学, 工学部, 准教授 (40557211)
岩崎 慶 和歌山大学, システム工学部, 准教授 (90379610)
藤堂 英樹 中央学院大学, 現代教養学部, 助教 (30576517)
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研究期間 (年度) |
2015-06-29 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
49,140千円 (直接経費: 37,800千円、間接経費: 11,340千円)
2019年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
2018年度: 9,230千円 (直接経費: 7,100千円、間接経費: 2,130千円)
2017年度: 8,970千円 (直接経費: 6,900千円、間接経費: 2,070千円)
2016年度: 11,180千円 (直接経費: 8,600千円、間接経費: 2,580千円)
2015年度: 13,000千円 (直接経費: 10,000千円、間接経費: 3,000千円)
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キーワード | 質感表現 / 質感解析 / 質感編集 / コンピュータグラフィックス / コンピュータグラフィクス / コンピュータビジョン / 微細構造 / 双方向反射分布関数 / 流体映像 / 食べ物 / 質感認識 / 質感脳科学 / 質感情報科学 |
研究成果の概要 |
以下の三つの目的に沿った研究開発を進めた。すなわち、CG技術を用いてリアルな質感を再現すること、リアルな質感を表現するために重要な要素を解析すること、そして、目的の質感を表現するよう編集できる仕組みを開発することである。具体例として、CTを用いた複雑な物体のモデリング、輝度計算における誤差評価、散乱媒体の高速レンダリング、イラストにおける質感の解析、質感表現の逆問題、流体の質感表現などの諸問題に取り組み、それらの成果はCGにおけるトップジャーナルにて発表した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
リアルな質感の再現と解析に関する研究を通じて、物理的な正確性を保ったリアルな映像生成を可能とする新たな手法群や質感解析を行うためのデータベースの構築を行った。また、質感の編集に関する研究では、物理的あるいは視覚的な特徴量を手掛かりとして、自然さを保ったうえで、目的の映像表現を実現する手法群を開発した。エンターテイメント産業をはじめとする映像制作への応用が第一に期待されるが、視覚心理や脳科学における質感の解析においても重要な役割を果たすことが期待される。
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