研究領域 | グローバル秩序の溶解と新しい危機を超えて:関係性中心の融合型人文社会科学の確立 |
研究課題/領域番号 |
16H06551
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
人文・社会系
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
五十嵐 誠一 千葉大学, 大学院社会科学研究院, 教授 (60350451)
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研究分担者 |
高垣 美智子 千葉大学, 大学院園芸学研究科, 教授 (00206715)
丸山 淳子 津田塾大学, 学芸学部, 教授 (00444472)
松尾 昌樹 宇都宮大学, 国際学部, 准教授 (10396616)
森 千香子 同志社大学, 社会学部, 教授 (10410755)
石田 憲 千葉大学, 大学院社会科学研究院, 教授 (40211726)
横田 貴之 明治大学, 情報コミュニケーション学部, 専任准教授 (60425048)
渥美 利弘 明治学院大学, 経済学部, 准教授 (20587282)
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研究期間 (年度) |
2016-06-30 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
83,850千円 (直接経費: 64,500千円、間接経費: 19,350千円)
2020年度: 16,250千円 (直接経費: 12,500千円、間接経費: 3,750千円)
2019年度: 18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円)
2018年度: 17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2017年度: 18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円)
2016年度: 12,870千円 (直接経費: 9,900千円、間接経費: 2,970千円)
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キーワード | コモンズ / グローバリゼーション / 文理融合 / メコン / 市民社会 / トランスナショナル / 移民・難民 / ウガンダ / 湿地 / 移民 / ローカル / 文明 / 公共財 / ムスリム同胞団 / 漁業管理 / 公衆衛生 / 自然資源 / グローバル・コモンズ / グローバル市民社会 / 難民 / 社会運動 / 先住民 / 農村 |
研究成果の概要 |
本研究では、研究代表者・分担者・協力者が、現地調査を年1~2回実施しながら、国内で研究会を開催するなどして研究の発展に努めた。経済統合・開発、コモンズ・文理融合、移民、農村・人の移動に関する4回の国際ワークショップ・シンポジウムを開催し、研究を世界に発信した。研究成果として、国家の枠組みを飛び越えて繋がっていく国際NGOやグローバルな組織、広域の関係性や存在に着目した『ローカルと世界を結ぶ』(岩波書店、2020年)、コモンズをキーワードとして文理融合を図ったFrom Mekong Commons to Mekong Community(Routledge, 2021)などを刊行した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
国際政治史からイスラーム社会運動、文明論、国際経済、市民社会論、文化人類学、環境農学と、極めて幅広い方法論を融合して展開される本研究が共有したのは、現象のグローバル性に加えて、方法論上のグローバル性である。グローバル化された社会を帰結としてではなく前提とし、アプローチ自体をグローバルな形で行う研究は、従来の研究方法には見られない。加えて、本研究は、文理融合型の体制をとり、問題解決の実践を研究計画内に織り込んでおり、応用型総合的社会科学を体現するものとなっている。
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