研究領域 | トランスカルチャー状況下における顔身体学の構築―多文化をつなぐ顔と身体表現 |
研究課題/領域番号 |
17H06346
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
人文・社会系
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研究機関 | 立教大学 |
研究代表者 |
河野 哲也 立教大学, 文学部, 教授 (60384715)
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研究分担者 |
小手川 正二郎 國學院大學, 文学部, 准教授 (30728142)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
54,990千円 (直接経費: 42,300千円、間接経費: 12,690千円)
2021年度: 9,750千円 (直接経費: 7,500千円、間接経費: 2,250千円)
2020年度: 9,750千円 (直接経費: 7,500千円、間接経費: 2,250千円)
2019年度: 9,750千円 (直接経費: 7,500千円、間接経費: 2,250千円)
2018年度: 9,750千円 (直接経費: 7,500千円、間接経費: 2,250千円)
2017年度: 15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)
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キーワード | 顔身体学 / 比較現象学 / トランスカルチャー / 身体性認知 / 文化的身体性 / 顔身体の倫理 / デジタル人文学 / 顔身体カフェ / 身体性認知科学 / アート・パフォーマンス / 人種差別 / 対話 / コロナ禍 / 政治的身体性 / ミックスレイス / 身体化された文化 / 身体運動 / サイエンスカフェ / 技能の現象学 / 人種の現象学 / ジェンダーの現象学 / 身体表現 / 可視性 / 身体 / 顔 / 間合い / 仮面 / 哲学カフェ / 可塑性 / 所有感 |
研究成果の概要 |
本研究は「トランスカルチャー状況下における顔身体学の構築:多文化をつなぐ顔と身体表現」という新学術領域研究における計画研究「顔と身体表現の比較現象学」を担当した。顔や身体表現を文化差や通文化性、あるいは異文化理解の観点から学際的に調査し、新たな学問領域として立ち上げる哲学的・理論的な基礎づけを行なった。本計画班が中心となり、「顔身体学」の理論基盤を体系化するための『顔身体ハンドブック』(東大出版会)を出版し、Philosophy and Cultural Embodimentという国際機関紙を発行した。身体性に関する研究倫理基準を作り、顔身体カフェというアウトリーチ活動も積極的に行なった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、顔身体学の基礎を担う理論的研究として新領域の構築に貢献し、領域全体の導入に役立つ『顔身体学ハンドブック』、超領域的な研究論文を掲載するための国際雑誌Philosophy and Cultural Embodimentを刊行した。また身体性についての研究倫理の基準と教育プログラムを作成した。その結果として、最終評価として本新領域はA+の評価を獲得した。本計画班は、哲学と倫理学においては、スポーツと対話場面に間身体的コミュニケーションを独自開発したアプリケーションを使ったデジタル人文学的研究、および、身体性をめぐる偏見や差別を現象学的に考察した研究を学会発表や書籍、論文として公開した。
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