研究領域 | 重力波物理学・天文学:創世記 |
研究課題/領域番号 |
17H06365
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
ヴァギンズ マーク 東京大学, カブリ数物連携宇宙研究機構, 教授 (90509902)
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研究分担者 |
松古 栄夫 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 計算科学センター, 助教 (10373185)
住吉 光介 沼津工業高等専門学校, 教養科, 教授 (30280720)
小汐 由介 岡山大学, 自然科学学域, 准教授 (80292960)
原田 了 国立研究開発法人理化学研究所, 数理創造プログラム, 基礎科学特別研究員 (80844795)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
156,650千円 (直接経費: 120,500千円、間接経費: 36,150千円)
2021年度: 31,200千円 (直接経費: 24,000千円、間接経費: 7,200千円)
2020年度: 31,200千円 (直接経費: 24,000千円、間接経費: 7,200千円)
2019年度: 34,060千円 (直接経費: 26,200千円、間接経費: 7,860千円)
2018年度: 28,210千円 (直接経費: 21,700千円、間接経費: 6,510千円)
2017年度: 31,980千円 (直接経費: 24,600千円、間接経費: 7,380千円)
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キーワード | ニュートリノ / 超新星 / シミュレーション / 重力波 / ガドリニウム / gravitational wave / neutrino / supernova / gravitational / wave / supernova explosion / neutron detection / hydrodynamic simulation / gravitational waves / neutriono |
研究成果の概要 |
超新星爆発はヘリウムより重いすべての元素の源であるため、生命そのものの存在に関与します。 爆発する星自体の内部を調べ、最も完全な全体像を得るには、超新星爆発の可能な限り最良の理論モデルと、超新星ニュートリノの可能な限り最良の実験観測の両方が必要になります。
実験面では、有名なスーパーカミオカンデのニュートリノ検出器をアップグレードしました。 これは、超新星ニュートリノに対する検出器の感度を高めるために、大量の特別な元素であるガドリニウムを水に溶解することによって実現されました。 理論面では、「京」コンピューター上で超新星爆発の新たなシミュレーションを実行しました。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
宇宙のヘリウムより重い元素はすべて、超新星爆発の結果として生成されました。 したがって、超新星爆発を理解することは、私たちの存在理由を理解するために必要です。
私たちは、「京」コンピューターのシミュレーションと有名なスーパーカミオカンデニュートリノ検出器の改良を通じて、次の近くの超新星に備えてきました。 超新星爆発がどのように起こり、何を生み出すのかについての人類の正確な理解をさらに深めることで、人類が宇宙における自分たちの位置の理解に少し近づくことを目指しています。
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