研究領域 | 水惑星学の創成 |
研究課題/領域番号 |
17H06458
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
福士 圭介 金沢大学, 環日本海域環境研究センター, 教授 (90444207)
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研究分担者 |
木村 正雄 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 教授 (00373746)
高橋 嘉夫 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (10304396)
佐久間 博 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 機能性材料研究拠点, 主幹研究員 (20400426)
若林 大佑 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 助教 (20759964)
武市 泰男 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 助教 (40636461)
中田 亮一 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 超先鋭研究開発部門(高知コア研究所), 主任研究員 (50726958)
癸生川 陽子 横浜国立大学, 大学院工学研究院, 准教授 (70725374)
菅 大暉 公益財団法人高輝度光科学研究センター, 分光推進室, 研究員 (70827568)
山下 翔平 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 助教 (50779048)
光延 聖 愛媛大学, 農学研究科, 准教授 (70537951)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
338,000千円 (直接経費: 260,000千円、間接経費: 78,000千円)
2021年度: 17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2020年度: 40,950千円 (直接経費: 31,500千円、間接経費: 9,450千円)
2019年度: 17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2018年度: 103,350千円 (直接経費: 79,500千円、間接経費: 23,850千円)
2017年度: 158,600千円 (直接経費: 122,000千円、間接経費: 36,600千円)
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キーワード | X線顕微鏡 / 分子地球化学プロキシ / 水質復元 / リュウグウ / 鉄サポナイト / 地球化学プロキシ / pH / 酸化還元 |
研究成果の概要 |
本計画研究は、1.X線顕微鏡(STXM)を中心とする分析拠点による分子地球化学的解析の推進、2.水-岩石反応の解析による分子地球プロキシの開発、3.1および2の地球外試料への応用による水惑星の物質循環や進化史の解明を行った。1では、高エネルギー加速度研究機構に幅広いエネルギー範囲をカバーするアンジュレーター装備ビームラインを建設しSTXMを導入した。2では、地球外惑星の水環境に適合する分子地球化学プロキシを開発し、火星に存在した水環境および氷衛星内部海の水環境を復元した。 3では、隕石試料や「はやぶさ2」など太陽系探査の帰還試料をSTXM等先端手法で分析しかつて存在した水環境の推定を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
地球化学分野では、地球試料の先端的分析や反応モデルの適用に基づく分子レベルからの積み上げにより、表層で生じる反応過程や物質循環の解析が展開されてきた。そしてこれらに基づき、地球の固相試料から、水環境の物理化学条件を復元する物質指標(プロキシ)が開発され、多方面に適用されてきた。本研究では、このような分子地球化学的手法を、火星や氷衛星内部海の探査データや「はやぶさ2」帰還試料に適用し、水惑星の進化に新たな知見を加えた。
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