研究領域 | セルセンサーの分子連関とモーダルシフト |
研究課題/領域番号 |
18077013
|
研究種目 |
特定領域研究
|
配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
|
研究機関 | 大阪大学 (2008-2010) 大学共同利用機関法人自然科学研究機構(共通施設) (2006-2007) |
研究代表者 |
岡村 康司 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (80201987)
|
研究分担者 |
東島 眞一 自然科学研究機構, 生理学研究所, 准教授 (80270479)
大河内 善史 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (90435818)
岩崎 広英 自然科学研究機構, 生理学研究所, 助教 (30342752)
|
研究期間 (年度) |
2006 – 2010
|
研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
|
配分額 *注記 |
72,800千円 (直接経費: 72,800千円)
2010年度: 14,200千円 (直接経費: 14,200千円)
2009年度: 14,200千円 (直接経費: 14,200千円)
2008年度: 15,400千円 (直接経費: 15,400千円)
2007年度: 14,500千円 (直接経費: 14,500千円)
2006年度: 14,500千円 (直接経費: 14,500千円)
|
キーワード | イオンチャネル / 酵素 / シグナル伝達 / 脂質 / ホスファターゼ / 生体膜 / 膜電位 / 生体分子 / 生理学 / 蛋白質 / イノシトールリン脂質 / 脱分極 / GFP / 細胞膜 |
研究概要 |
Voltage-Sensing Phosphatase (VSP)は、ホヤからヒトまでの動物に共通に保存されているタンパク分子で、分子内に細胞膜電位センサーとして機能する膜貫通領域と、ホスホイノシチド・ホスファターゼとして機能する酵素を併せ持つ。VSPの動作原理と生理的役割を明らかにするため、電気生理学測定による電位センサー機能の計測、in vitroでのホスファターゼ活性の生化学的測定、数理シュミレーション、ホスホイノシチドレベルを推測するための蛍光イメージングを組み合わせた解析を行った。その結果、VSPは、ホスホイノシチドであるPI(4,5)P_2とPIP_3のイノシトール環上のリン酸を脱リン酸化する酵素活性をもつこと、またこの活性は幅広い膜電位範囲において脱分極の程度に応じて増加することなどを明らかにした。
|