| 研究領域 | 植物の力学的最適化戦略に基づくサステナブル構造システムの基盤創成 |
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| 研究課題/領域番号 |
18H05486
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| 研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 審査区分 |
複合領域
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| 研究機関 | 東京大学 |
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研究代表者 |
川口 健一 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (40234041)
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| 研究分担者 |
張 天昊 東京大学, 生産技術研究所, 助教 (90845728)
中楚 洋介 東京大学, 生産技術研究所, 特任講師 (70756361)
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| 研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2023-03-31
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| 研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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| 配分額 *注記 |
61,880千円 (直接経費: 47,600千円、間接経費: 14,280千円)
2022年度: 12,870千円 (直接経費: 9,900千円、間接経費: 2,970千円)
2021年度: 13,520千円 (直接経費: 10,400千円、間接経費: 3,120千円)
2020年度: 13,390千円 (直接経費: 10,300千円、間接経費: 3,090千円)
2019年度: 13,650千円 (直接経費: 10,500千円、間接経費: 3,150千円)
2018年度: 8,450千円 (直接経費: 6,500千円、間接経費: 1,950千円)
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| キーワード | 植物構造オプト / 生長 / 樹木 / 呑み込み現象 / 癒合 / 空間構造 / 建築構造 / Baubotanik / 自己修復 / 細胞 / biomimetics / tensegrity / 重力屈性 / 屈性 / 飲み込み / 膨圧 |
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| 研究成果の概要 |
植物生理学者との共同研究により、生きた植物が自然界の様々な外力下で淘汰されてきた過程と、建築構造が長年にわたって自然外力に耐えていくために備えておくべき条件の間にアナロジーを観察し、これをヒントとして、より耐久性のある新しい着想による、大きな建築構造物の設計手法を開発することを目的として研究を行った。植物、特に木本植物は成長に時間がかかる為、研究成果を得るために時間がかかったが、同時に既存の樹木の観察などを行うことで研究を進めた。特に樹木の自己修復や呑み込み、癒合といった性質から、既存の建築構造物にない新しい建築構造のヒントを得ることができた。
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| 研究成果の学術的意義や社会的意義 |
植物生理学者と、我々建築構造分野の研究者が多くの時間を共有し、共通の研究目的に対して多くの議論を点で学際的な研究に大きな意義があったと考えている。分野によって、研究の進め方や、研究成果の発信の仕方などの違いが大きいことも学びとなった。研究成果としては、既存の建築構造には存在しない、生きた樹木による建築構造の構築という新しい分野の研究の端緒を見出すことができた点で、学術的、社会的意義は大きいと考えている。本研究では、生きた植物の成長過程を利用することで、樹木と人工的な材料を繊維を切断することなく融合させることが可能であり、新しい建築構造分野の構築につながるものと考えられる。
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