研究領域 | ゲノム配列を核としたヤポネシア人の起源と成立の解明 |
研究課題/領域番号 |
18H05507
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
複合領域
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研究機関 | 独立行政法人国立科学博物館 |
研究代表者 |
篠田 謙一 独立行政法人国立科学博物館, その他部局等, 名誉研究員 (30131923)
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研究分担者 |
佐藤 丈寛 金沢大学, 医学系, 助教 (10558026)
安達 登 山梨大学, 大学院総合研究部, 教授 (60282125)
角田 恒雄 山梨大学, 大学院総合研究部, 特任助教 (80446575)
神澤 秀明 独立行政法人国立科学博物館, 人類研究部, 研究主幹 (80734912)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
98,280千円 (直接経費: 75,600千円、間接経費: 22,680千円)
2022年度: 19,240千円 (直接経費: 14,800千円、間接経費: 4,440千円)
2021年度: 19,240千円 (直接経費: 14,800千円、間接経費: 4,440千円)
2020年度: 19,240千円 (直接経費: 14,800千円、間接経費: 4,440千円)
2019年度: 19,240千円 (直接経費: 14,800千円、間接経費: 4,440千円)
2018年度: 21,320千円 (直接経費: 16,400千円、間接経費: 4,920千円)
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キーワード | 古代DNA解析 / 核ゲノム解析 / ミトコンドリアDNA / 縄文人 / 弥生人 / 古墳時代人 / ヤポネシア / 日本人の起源と成立 / ヤポネシア人 / 日本人の起源 / 古代ゲノム解析 / 次世代シークエンサ / 日本人の成立 / 古人骨 / 核ゲノム / 渡来系弥生人 / 西北九州弥生人 |
研究成果の概要 |
本研究班は、日本と韓国の合計130の遺跡から出土した人骨361体の古代ゲノム解析を行った。解析した弥生時代の人骨は中期以降のものが多かったため、列島に最初に稲作を持って渡来した人びとの姿を捉えきることができなかったが、日本各地における縄文時代から古墳・中世にかけての集団の遺伝的な変遷についてはある程度明らかにした。このプロジェクトによって、列島における集団形成の過程について、おおまかなシナリオを描くことが可能となった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
古代ゲノム解析の分野は2022年のノーベル生理学医学賞の受賞対象となったことからも明らかなように、現在ではその成果は人類学のみならず考古学や歴史学、言語学と言った人文科学の分野にも大きな影響を与えつつある。従って本研究で,世界の時流に乗り遅れることのなく,この分野の研究を進めることができた意義は大きい。また,ゲノム解析で日本人の起源に関する詳細なシナリオが描けたことで,周辺の学問にも大きな影響を与えることになった。
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