研究領域 | ガンマ線バーストで読み解く太古の宇宙・研究の総括 |
研究課題/領域番号 |
19047004
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
中村 卓史 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (80155837)
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研究分担者 |
野本 憲一 東京大学, 数物連携宇宙研究機構, 特任教授 (90110676)
長滝 重博 京都大学, 基礎物理学研究所, 准教授 (60359643)
大向 一行 京都大学, 大学院・理学研究科, 准教授 (70390622)
井岡 邦仁 高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 准教授 (80402759)
山崎 了 青山学院大学, 理学研究科, 准教授 (40420509)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
45,900千円 (直接経費: 45,900千円)
2010年度: 12,200千円 (直接経費: 12,200千円)
2009年度: 13,100千円 (直接経費: 13,100千円)
2008年度: 13,100千円 (直接経費: 13,100千円)
2007年度: 7,500千円 (直接経費: 7,500千円)
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キーワード | ガンマ線バースト / 初代星の形成 / 超新星爆発 / ジェット / 残光 / 距離指標 / 宇宙論 / 初代の星 / 相対論的ジェット / 無衝突衝撃波 / 初代星 |
研究概要 |
各分担者が(1)Gamma Ray Burst (以後GRBと略称)の距離指標の研究(2)GRBの親星、母銀河の研究(3)GRBと超新星爆発の研究(4)ジェットの発生と伝搬の研究(5)GRBと残光の放射機構等を主にとりあげ、TV会議等を駆使して常時緊密に連絡を取りながらGRBの起原に迫る研究を行った。その結果(1)重元素が存在しない初代星が宇宙初期の密度揺らぎから形成されて、進化をし、最終的にGRBとして観測される過程を明らかにすることが出来た。(2)初代のGRBまでの距離を決める手段としての米徳関係式はデータの精度が10%レベルのものに絞り、光度をGRB静止系で決めると距離指標となることが分かった。これら以外にも(3)米徳関係式の起源(4)GRBのshallow decay phaseの起源(5)相対論的MHDコードによるGRBのエネルギー源の解明等にも大きな成果があった。
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